動画マーケティングの最新情報|movieTIMES ムービータイムス

movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

ナレッジ動画広告 2015年05月22日

動画広告講座その1ーー動画広告の種類とフォーマット、正しく分類できますか?

キーワード: 動画広告

日本でもインターネット動画広告市場が急成長しています。さまざまな企業が動画広告関連のサービスを立ち上げていますが、それに伴い、種類や手法が複雑化し、全体像が把握しづらくなっていることも事実です。

そこでmovieTIMESでは動画広告の基本から各社サービスの特徴までを体系的に理解していただくことを目的とした解説記事を順次配信していきます。
本記事では「動画広告のフォーマットの種類」を取り上げます。

日本国内ではインストリーム動画広告の在庫の8割をYouTubeのTrueView広告が占めていると言われています。しかし当然のことながら、動画広告はTrueView広告だけではありません。ウェブページ内に掲載される各種動画広告や、Facebookなどのソーシャルメディアのフィード上に流れる動画広告など、インターネット上にはさまざまなタイプの動画広告が次々と生まれています。

本記事では代表的な「動画広告の種類と各種フォーマット」を取り上げ、それぞれの特徴やメリットなどを分かりやすく整理します。

動画広告の種類とフォーマット

動画広告には大きく分けて「インストリーム広告」と「アウトストリーム広告」があります。
インストリーム広告とはYouTubeのような動画コンテンツの前/途中/最後などに挿入される動画広告の総称です。
一方、アウトストリーム広告とは、ウェブメディア上の広告枠に配信される動画広告の総称を言います。

ad

それでは、インストリーム広告とアウトストリーム広告にはそれぞれどのようなフォーマットがあるのか見ていきましょう。

インストリーム広告(In-stream Ad)

プレロール/ミッドロール/ポストロール

プレロール広告は、TrueView広告でおなじみの広告フォーマットです。動画本編が再生される前に配信され、スキップ可能なプレロール広告(スキッパブルプレロール)と、スキップができない強制視聴型のプレロール広告があります。

ミッドロールは、動画本編の途中に、ポストロールは動画本編の終了後に動画広告が配信されます。

instream_ad

■特徴

プレロール:動画本編の前に流れるため、必ず視聴される。ただし、スキッパブルブレロールの場合は途中でスキップされてしまう可能性がある。

ミッドロール:動画本編の途中に差し込まれるため離脱の可能性が低い。

ポストロール:本編の視聴を妨げることがない。しかし視聴者の関心を強く引かないと、本編から継続して視聴されない可能性が高い。

インタラクティブプレロール

プレロール広告の一種ですが、インタラクティブ機能を持つ最新のフォーマットで、視聴者は画面を操作しながら動画広告を楽しむことができます。
従来よりリッチな表現が可能で、例えば動画プレイヤー内に複数の動画コンテンツを並べたり、動画広告にひもづく情報(商品スペック、問い合わせ先など)を表示させることで、外部サイトに遷移させることなく、豊富な情報を盛り込むことができます。日本ではまだあまり見られないフォーマットですが、今後注目分野の一つです。

interactive

実際のデモ画面  外部リンク

■特徴

広告主は、複数の動画広告や充実したコンテンツを用意する必要があるが、視聴者自身が関心の高い動画広告を選択できるため、効率的なエンゲージメントの向上が期待できる。Innovidによる調査では、完全視聴率、認知率ともに通常のプレロール広告よりも高いというデータも存在する。

現時点では日本での在庫数が少ないことが課題とされる。

アウトストリーム広告(Out-stream Ad)

インバナー広告

さまざまウェブページ内に設けられているディスプレイバナー広告枠で動画を配信するのがインバナー広告。DSPなどの配信プラットフォームを介して幅広く配信したり、特定の媒体に直接出稿するほか、Google Adwords経由でTrueView広告を出稿することも可能です。

最近ではバナーにマウスオーバーをすると、エキスパンド(拡大)して迫力ある動画広告が流れる仕組みなどもよく目にするようになりました。以前ご紹介したYahoo!JAPANの動画広告もこれにあたります。メディア側が動画再生に対応さえしていれば出稿ができるため現在、国内では在庫量がもっとも豊富と言われています。

inbanner

実際のデモ画面  外部リンク

■特徴

DSPを活用すれば、オーディエンス配信(ユーザーの行動特性を分析して配信する手法)や、リターゲティング配信(一度自社サイトを訪れたユーザーへ配信する手法)も可能。(※1)
さらに、インストリーム動画広告を見たユーザーに対してリマーケティングを行えば、商品やブランドメッセージの認知や想起を効率的に高めることができる。ただし、エキスパンドするタイプだと、ページ内の他のコンテンツを妨げてしまうことも。

※1 DSPのターゲティング配信については、DSPごとに機能が異なるため、事前に配信先のDSP事業社 及び 広告代理店に確認をとってください。

インリード広告

インリード広告は、「コンテンツを読む(Read)行動の中に入る広告」という意味で、さまざまな記事(テキストコンテンツ)内に挿入される動画広告です。インバナー広告同様、媒体に対して直接申し込む場合と、DSP経由で配信できる場合があります。

in-read

実際のデモ画面  外部リンク

■特徴

動画広告が画面内に正しく表示された場合のみ再生されるため、広告主にとっては、質の高い視聴数を稼ぐことができる。インストリーム広告を見たユーザーに対してリマーケティングを利用すれば、効率的な訴求が可能となる。
ただし、広告枠のところまで記事コンテンツが閲覧されなければ、動画広告の存在自体に気づかれないケースも。

インフィード広告

FacebookやTwitterなどのフィード内に配信される動画広告に代表されるのがインフィード広告です。最近増えているニュースアプリ内の広告なども、インフィード広告のひとつと考えることもできるでしょう。

facebookad画像参照元:https://www.facebook.com/business/news/Premium-Video-Ads-on-Facebook

■特徴

ユーザーが慣れ親しんだインターフェイスに動画広告が掲載されるため、違和感が少ない。特定の媒体・メディアに出稿する場合、そもそもターゲットユーザーにそのメディアが支持されているのかを事前に調査する必要がある。

インタースティシャル広告

ウェブページ遷移時やページのローディング中に表示される動画広告です。遷移後のページに被せるように表示するインタースティシャルポップアップという方法もあります。

モバイルアプリで使用されることが多く、その場合は、起動時やゲームのレベル読み込みなど画面切り替え時に表示されます。

interstiial画像参照元:http://www.vdopia.com/mobile/insights/ad-gallery

■特徴

モバイルアプリの場合、アプリごとにそのユーザーの趣味・嗜好の傾向が把握できているため、より確度の高いターゲティングが可能。実際に視聴数やコンバージョン数が増えたとの声も多い(参考)。

また、スマートフォン全画面で表示されることでユーザーの注意を引きつけやすい。コンテンツの間に流れるため、視聴される可能性も高い。

PCやモバイルサイトでもインタースティシャル広告は可能だが、今年4月21日、googleがモバイルフレンドリーがモバイルの検索結果に影響することを発表した際、「不用意なインタースティシャル広告はインデックスに問題が生じたり、ユーザーのサイト利用の大きな妨げとなったりすることがある」と述べている。今後モバイルSEOに影響する可能性もあるため注意が必要。

 

技術の発達とともにリッチメディアが普及し、日々、動画広告の表現の幅が広がっています。例えばYouTube内の広告だけでも、Googleのギャラリーを覗いてみると多数のバリエーションが存在することが分かります。
今回ご紹介したフォーマットはあくまでも代表的なものですが、表現方法がどんなに多様化しても、上記の基本的なフォーマットの種類を理解しておけば応用が効きます。

これまでTrueView広告を実施しても、期待したほどの結果が出なかったと感じている企業も、出稿先やフォーマットを変更することで改善する場合があります。自社の動画広告の目標達成に最適な動画広告出稿を選択できるよう、幅広く検討することが重要だと言えるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

動画制作×動画マーケティングにお困りならLOCUSへ

株式会社LOCUSでは大手企業から新進ベンチャー企業まで、800社以上の動画マーケティング支援を行っています。

幅広い用途や、多種多様な表現手法が揃う動画制作実績もご覧いただけます。

Page Top