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movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

クリエイティブ 2015年01月07日

【参考にしたい動画トレンド】タイムラプス動画の特徴と活用シーンとは?

近年、トレンドとなっている映像技法の「タイムラプス(微速度撮影)」。プロモーション映像に活用している企業も増え、動画を目にすることも多くなりました。

では、タイムラプス動画はどのような映像に向いており、また視聴者にどのようなイメージを与えることが出来るのでしょうか。
今回はいくつかの事例を取り上げながら、タイムラプスの特徴や活用方法をご紹介します。

タイムラプスは、一定の間隔で撮影した写真をつなぎ合わせる技法で、最大の特徴は、長時間にわたって起こる変化をたった数分で表現できる点です。

▼サンフランシスコの街のタイムラプス映像

「間隔をあけて撮影する」という点ではストップモーション撮影(参考記事 外部リンク)も同じですが、最大の違いはストップモーション撮影では「ストーリーを計算した上で、物体を自分で動かし、撮影」しますが、タイムラプス撮影では、「カメラを固定し、景色や物体が動く様子を定点撮影」するということです。
そのため、アニメーションの緻密な計算が必要となるストップモーションに比べ、タイムラプスは手間がかからず、比較的手軽に取り入れることができます。

では、タイムラプス技法を企業向けの動画に取り入れる際、どのような映像に向いており、また視聴者にどのようなイメージを与えることが出来るのでしょうか。
実際に、企業が配信しているタイムラプス映像からその特徴を見てみます。

メイキングや製造過程を表現

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適している映像1:メイキングや製造過程

タイムラプス撮影は、時間の流れを短時間に縮めることが出来るため、製品や作品のメイキング映像などに適しています。製造過程の「最初から最後まで」を映像化することで、出来上がるまでの流れをわかりやすく伝えたり、作り手のこだわりや大変さを視聴者に訴求することができます。

クリスマスツリーのメイキング映像(LEGO)

オーストラリア・シドニーのストリートに設置されたのは、50万個のレゴを使用した巨大なクリスマスツリー。本動画は、おそらく何日もかかったであろう製作過程を、視聴者はたった50秒ほどで視聴することでき、多くの人々が力を合わせてツリーを作り上げたことを体感できる動画となっています。

ペンができるまでの製造過程(モレスキン)

モレスキンは、ペンの製造過程をタイプラプス技術を用いて映像化しました。工場で部品が作られていく過程や、機械で試し書きする様子などが映されており、小さなペンが緻密な工程で作られていることを視聴者に伝えています。

移りゆく景色を表現

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適している映像2:移りゆく景色

景色は通常あまり動きのない被写体ですが、タイムラプス技術を用いることで、さまざまな表情を見せる景色を表現でき、セリフやストーリーがなくとも、美しい自然によって多くの人を惹きつける映像に仕上げることができます。

瀬戸内海の美しい景色(岡山県観光連盟)

岡山観光連盟は観光誘致の促進を目的に、瀬戸内海の美しい景色を映しだしたタイムラプス映像「瀬戸内時間」を公開。動画では、朝日や夕日、潮の満引きによって海上に現れる道や、島の間­をフェリーが往来する様子などを、時間の経過とともに見ることができます。瀬戸内の美しさが凝縮された映像で、岡山を訪れたくなる圧巻の美しさです。

ビール工場の知られざる魅力(アサヒビール)

「アサヒビール工場の知られざる魅力を新しい視点で紹介する」がコンセプトの「Asahi "AMAZING" Factory」シリーズ。ここではアサヒビール神奈川工場をタイムラプス映像にしたことで、工場の周りを囲む南足柄の美しい風景を堪能できます。
こちらの工場では一般の方がビールの製造過程を見学できる取り組みを実施しており、工場自体のみの魅力のみならず、工場周辺の環境もアピールすることで、視聴者に新たな魅力を訴求しています。

人々や街の動きを表現

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適している映像3:人々や街の動き

都会やテーマパークなど人や交通量の多い場所は、タイムラプス技術が活きる映像のひとつです。1つ目の事例(ディズニー)ではチルトシフト技術を組み合わせることで、私たちが普段敷地内から見る景色とは違ったパークの表情を映し出しています。

2つ目の事例(ヒルトンホテル)では、動的なもの(大量に行き交う人や車)に対して、静的なもの(ホテルの建物等)が混ざり合う、独特の雰囲気を演出しています。いつも通っている場所や知っている場所でも、タイムラプスを利用すれば、視聴者にまったく違った世界のように見せることができます。

テーマパークの1日(ディズニー)

アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるディズニーパークのひとつ「マジックキングダム」の1日を、日の出から日の入りまで撮影した映像です。この動画ではタイムラプスに加え、風景をミニチュアジオラマ風に撮る「チルトシフト」という技法を組み合わせています。アトラクションやショー、マジックキングダムを周るゲストがミニチュアのおもちゃのように映し出され、ディズニーテーマパークの世界観とマッチしている演出となっています。

ホテルを囲む街並みの1日(ヒルトン・ホテル)

ニューヨークのホテルが、ホテル内の様子や近所のストリートの景色を日の出から日没まで撮影したタイムラプス動画です。ニューヨークの街をせわしなく行き交う人々や車、ホテル内を移動する宿泊客などが超高速で再生されてゆき、まるで街全体が生き物であるかのような印象を受けます。時間帯によって表情を変えるニューヨークの景色は旅情を誘い、一度訪れてみたいと思わせる魅力的な動画です。

まとめ

最近では、iOS 8の標準カメラ機能のひとつとして、タイムラプス機能が搭載されました。また、昨年のベストアプリ(iPhone部門)に選ばれたインスタグラム社のアプリ「Hyperlapse(ハイパーラプス)」でも、三脚を使わず手軽にハイクオリティなタイムラプス動画を作ることができ、より一般消費者にとっても身近な表現方法となっています。

タイムラプスは長い時系列を滑らか、かつダイナミックに表現できるため、自然の景色や人々が多く行き交う場所等は、タイムラプスを活かせる絶好のロケーションと言えるでしょう。この特徴を活かし、タイムラプス映像を表現候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

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