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市場動向・レポート 2014年08月27日

”中小企業”ほど動画を積極活用-もう動画プロモーションは大手企業の「特権」ではない。

キーワード: コンテンツマーケティング プロモーション 動画の効果・データ

アメリカの中小企業(BtoB)の76%が、マーケティングに積極的に動画コンテンツを利用していることが、米国での調査から明らかになりました。更にマーケティング担当者の63%が、動画マーケティングの“効果”を実感していると回答しています。

動画マーケティングと言えば、テレビCMや街頭ビジョン広告など、リソースが潤沢な大手企業の特権であると考えられていた時代は終わり、WEBマーケティングの台頭により既存の手法だけではない幅広い動画プロモーションが可能になりました。その結果“企業規模”に左右されないばかりか、中小企業からの注目が高まっていることがわかりました。

WEBマーケティング手法の中でも、近年注目が高まっているコンテンツマーケティング。
多くの企業が、自社サイトやSNSなど様々な場面で熾烈なコンテンツマーケ合戦を繰り広げています。

その効果に高い期待が寄せられているものの、比較的時間と手間暇がかかる手法のため、中小企業には「とてもではないが、コンテンツマーケティングにまで手が回らない」と考えているマーケ担当者も多いのではないでしょうか。

しかしマーケティング先進国である米国では、動画も含めたコンテンツマーケティング施策を推進する中小企業が増え始めています。今回は、コンテンツマーケティングのソリューションを提供するContent Marketing Instituteが、2014年4月に公開したレポート「B2B Small Business Content Marketing: 2014 Benchmarks, Budgets and Trends ー North America」から、『米国の中小企業におけるコンテンツ、動画マーケティングの実施状況』をご紹介します。

調査方法

・期間:2013年7月~8月

・対象:米国のBtoB中小企業(従業員10~99人)406社のマーケティング担当者、および大企業(従業員1000人以上)のマーケティング担当者に対するアンケート調査

評価が年々上がる コンテンツマーケティング

調査によれば、BtoBのビジネスを手掛ける中小企業のマーケティング担当者の45%が、コンテンツマーケティングを「効果がある」(「とても効果がある」10%「効果がある」35%)と評価しています。これは昨年の34%から一年間で11pt.伸びていることになります。

▼コンテンツマーケティングの有効性について

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そうした効果の実感が施策にも反映されたのか、中小企業の75%が前年よりもコンテンツの量を増やしています。

▼直近1年間でのコンテンツ制作量の変化

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一方、従業員数1000人以上の大企業でコンテンツ量を増やしたのは全体の70%。増加傾向にある点は同じなのですが、大企業よりもむしろ中小企業の方がコンテンツをより積極的に増やしているようです。

76%の企業が動画コンテンツを利用。63%が効果的と評価。

さらに詳しく見てみると、コンテンツマーケティングを展開する中小企業の76%が、動画をコンテンツマーケティングに利用していると回答しています。

これは、ソーシャルメディア(88%)、自社サイトのテキストコンテンツ(82%)、メールDM(82%)、ブログ(77%)に続いて5番目に多い数字です。

▼コンテンツマーケティングで利用しているコンテンツの種類

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このことから、動画はコンテンツマーケティングの中で代表的な手法の一つになっていると考えていいでしょう。

ちなみに、各コンテンツの利用状況は昨年とほぼ同じであったことから、コンテンツマーケティングを実施する上で選ばれるコンテンツジャンルは定まりつつあるのかもしれません。

動画コンテンツで昇華するコンテンツマーケティング

では効果はどうでしょうか。結論から言うと、中小企業のマーケ担当者の63%が、動画マーケティングが「効果的だ」と評価しました。

動画の他にも、効果を実感しているコンテンツの種類として、ケーススタディ(69%)、ブログ(65%)、メールDM(65%)、電子書籍(64%)が挙げられましたが、それらのコンテンツと動画を組み合わせる(ケーススタディビデオ、ビデオEメールなど)ことで、より効果的なコンテンツとなることでしょう。

▼利用しているコンテンツ種類毎の効果について

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中小企業に必要とされている、動画コンテンツマーケティング

これらの調査から、次のようなことが言えそうです。

■ コンテンツマーケティングは、BtoBビジネスを展開する中小企業で積極的に利用されていて、その評価は年々高まっている。

■ 米国では大企業よりもむしろ中小企業の方がコンテンツマーケティングに活路を見出している。実際、昨年よりもコンテンツ量を増やしている会社が多い。

■ マーケティングにどのようなコンテンツを使用するか、定番の戦略(コンテンツのジャンル)が定まりつつある。動画コンテンツはそのような定番コンテンツの一つとなっている。

中小企業のマーケティング担当者の6割強が、動画コンテンツによるマーケティングを効果的と認めている。その数は前年よりも増加している。

米国の中小企業に積極的に利用され、効果が評価されている動画コンテンツマーケティング。

少数精鋭で会社運営を行う中小企業にとって「リソース不足」「優先順位」「予算確保」などの理由から、実施に至れないことも多い動画コンテンツマーケティングですが、米国の状況を参考に中小企業だからこそ、顧客との距離を縮める“動画コンテンツマーケティング”が、さらなる顧客獲得や売上アップの救世主となってくれるかもしれません。

 

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