
スキップできる動画広告の場合、「視聴される可能性が低いのではないか」という不安や、動画広告の特徴でもある主張の強さから「ユーザーに疎ましく思われるのではないか」という懸念が生まれることも少なくはありません。
では実際に、どのくらいの人がスキップせずに動画広告を視聴しているのでしょうか?米国の調査をもとにみてみましょう。
一般的なインターネット広告と比較すると、存在感(主張)が強い動画広告。
YouTubeの再生前に流れる動画広告や、マウスオンした際、プレーヤーが現れ動画が再生される広告など、ユーザーの目に留まる主張性の高さが特徴の一つでもありますが、
「ユーザーによっては煩わしく感じて、ほとんど見られないのではないか」と懸念する広告主もいるかもしれません。
しかし実際はその懸念に反して、18歳以上のネットユーザーの20%が「動画広告はたいていスキップしない」と回答しました。また、「内容次第で見る」と回答した人も24%に達しています。つまり実際には44%もの人が、動画広告を見る可能性があるということがわかりました。
「44%」の価値は?一般的なネット広告の認知率30.6%
別の調査によると、ディスプレイ広告やリスティング広告を含めた“一般的なネット広告”を「見た記憶がある・気がついたことがある」と回答した人が30.6%に留まっていることから、「スキップされてしまう・疎まれる」という印象が少なからずあった動画広告のパフォーマンスの可能性を見ることができたのではないでしょうか。
[参考]
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http://www.adroitdigital.com/files/research/1402516481.pdf
VRI / All About / goo / マイクロソフト/ Yahoo! JAPAN
2007年から続ける“インターネット広告効果に関する共同調査”調査結果データの2011年版を発表
http://www.videoi.co.jp/release/20110922.html