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クリエイティブ 2015年03月20日

長い説明は不要!見る人を惹きつける短尺動画のアイデアヒント

キーワード: 海外事例

動画は短尺な方が効果的だと理解はしていても、動画の構成を考える際に壁のひとつとなるのが、短い尺に収めることでしょう。
今回は、「製品の機能性訴求」をテーマに、短尺で、かつインパクトある動画のアイデアをご紹介します。

「動画広告は短尺なほど視聴されやすい」というのは動画マーケティングの定説になりつつあります。視聴動向を調査した結果を見ても、その傾向は明らかです(参考記事 外部リンク)。しかし、メッセージを大事に伝えようとしたり、詳細に説明しようとするほど、短い尺にまとめるのは苦労するものです。

例えば、製品やサービスの機能訴求を目的とした動画の場合はどうでしょうか?

スペックや効果の高さをデータなどを用いて丁寧に伝えようとすると、数十秒ではとても足りないでしょう。しかも機能をマジメに伝える動画は、見る人の関心を引くインパクトある作品になりにくい一面もあります。逆に言えば、これらを解決する企画アイデアはまさにクリエイターの腕の見せどころでもあります。

そこで今回は短尺でも斬新なアイデアで見事に機能訴求を果たしている動画を3つの切り口でご紹介します。

動画の「尺」を生かしたアイデア

エンジンパワーを時間で体感させる(自動車メーカー)

Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、そのエンジンパワーの強さを表現するアイデアとして、停止した状態から時速100キロに到達するまで、わずか3.8秒しかかからないことに着目。3.8秒という動画尺をもって、エンジンの圧倒的な強さを感覚的に捉えてもらう動画シリーズを作成しました。

製品機能の説明がされていないばかりか、車体すら見せていないこの動画は、“動画の尺”でその機能の高さを体感させる、斬新なクリエイティブアイデアが光っています。例えば起動時間の速さなど、「時間」に強みをもつ製品の機能訴求に応用できるかもしれません。

日常のモチーフで調理時間の短さを表現(食品メーカー)

ロシアの食品メーカーCherkashinは、冷凍食品の調理時間の速さを訴求する巧みな動画で話題を集め、当初の予想を上回る売り上げを達成しました。

商品はロシアの庶民食であるダンプリング。通常7分ほど茹でる製品が多い中、Cherkashinの新製品は調理時間3分という特長を持っていました。そこでこの3分の表現として、テレビ番組の間に流れるCM(ロシアでは通常3分程度)をモチーフに採用。視聴者に身近な存在であるテレビCMを用いることで、消費者がそのベネフィットを容易にイメージすることができます。

極端な状況設定で性能の高さを訴求するアイデア

究極の耐久性を10秒で表現(家具メーカー)

こちらは、ドイツの家具メーカーMöbel Kraftがソファの耐久性の高さを訴求したプロモーション動画。言葉を用いず、スモウレスラー3人のたったひとつのアクションだけで製品の機能の高さが十分に伝わるとともに、シンプルかつインパクトのあるビジュアルで、視聴者に印象を残すことができる映像です。

このほかに、テーブルの上でスモウレスラーが華麗にダンスするバージョンも制作されています。

スクラムにも負けないPCバッグ(カバンメーカー)

ノートパソコンを収納したPCバッグをラグビーボール代わりにしたプロモーション動画を制作したのは、米国の老舗カバンメーカーSamsonite(サムソナイト)。PCバッグのもっとも重要な機能である 「耐久性」を表現した動画です。商品の製造現場ではどのメーカーでも行う性能試験の見せ方を一工夫し、視聴者を惹きつけ、なりゆきを見守りたいと思わせる構成になっています。

サムソナイトはこのほかにも、さまざまなスポーツと絡めて耐久性を訴求する動画シリーズを公開しています。

「もしもこの商品がなければ……」で機能の必要性を訴求するアイデア

商品の本質的な機能を再確認させる(ラベルメーカー)

ラベリングシールメーカーであるBROTHERがプロモーション動画で描いたのは「ラベルさえあれば……」という失敗ストーリー。どこにでも貼れる、種類も豊富、などの付加価値を訴求するのではなく、ラベルがあれば間違いが起こらないという本質的な機能を、動画を通して改めて伝えています。

展開の速い短尺というだけでなく、一見、商品プロモーション動画とはわからないシナリオも、見る人を離さない工夫となっています。

2014年末のデータでは、毎分300時間分の映像がYouTubeにアップロードされているとのことです。それだけ動画が世の中に溢れている時代、メッセージを視聴者に確実に届けるためには、短尺にまとめることと、興味を引く企画が重要なファクターとなってきました。「機能訴求」動画においても、これらの壁を乗り越えることで、マーケティングの目標達成に一歩近づくことができるのではないでしょうか。

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