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クリエイティブ 2015年02月02日

視聴者を画面から引き離さない!ワンカットの映像を活用した秀逸なプロモーション事例【参考にしたい映像技法】

キーワード: プロモーション

過去2回に渡り、「ストップモーション」「タイムラプス」と映像技法をお伝えしてきましたが、今回は「ワンカット」をご紹介します。
一般的にはあまり聞き慣れない映像技法かもしれませんが、実は多くの映画やCMで取り入れられている手法です。

今回、ワンカットはどのような映像に向いているのか、いくつかの事例を取り上げながら、ワンカットの特徴や活用方法をご紹介します。

ワンカットの映像とは?

ワンカットとは、ワンテイク・長回しとも呼ばれ、編集によるカット割りをせずに、ひとつながりで撮影する技法です。また、実際に撮影を行っていなくても、そのように見せている映像もこれに含まれます。

ワンカットの映像として最近話題になったのは、ロックバンドOK Goのプロモーションビデオです。

Web上では、CGを一切使用していないことが話題になり、公開3日で700万再生を突破しています。さらに、クリエイティビティの高さからカンヌ国際広告祭でも金賞を受賞し、高い評価を得ています。

では、ワンカットを企業向けの動画に取り入れる場合、どのような映像に向いており、また視聴者にどのようなイメージを与えることが出来るのでしょうか。実際に、企業の事例からその特徴を見てみましょう。

ワンカットの映像事例5選

長い人生を1分で。常に前進する人生を表現。

フランス・パリに本拠を置く、BNPパリバフォルティス銀行の動画では、男女のカップルの人生を1分間で表現。タイトル「Life Moves Forward(人生は前進している)」にふさわしく、人生は自分が気づかないうちにも常に前に進んでいることをワンカットで伝えています。

まだ見ぬ未来へ進むためのパートナーとして、BNPパリバフォルティス銀行が選択肢の1つであることをPRした動画です。

作品を繋げることで1つの芸術作品のように表現

続いてご紹介するのは、イギリスの高級紙「The Sunday Times」が公開した動画です。本紙ではアート、音楽、映画、テレビの4つのジャンルが掲載されており、本動画では、それぞれのジャンルの「ICON(象徴となるもの)」をワンカットで表現しています。

「考える人」「フォレスト・ガンプ」「天地創造」などジャンルごとに、過去の名作を再現。ワンカットにすることで、50秒という短い尺の中でも多くの場面を再現しています。また、様々なICONがひとつなぎの流れの中で表現されることで、新しい芸術作品のように仕上がっています。

ブランドテーマをワンカットで表現

ウィスキーブランドのジョニーウォーカーは2014年末に「The Next Step」というタイトルの動画を公開しました。ジョニーウォーカーのブランドテーマはKeep Walking(歩み続ける)」。

本動画では、ワンカット技法を用い、主人公が歩き続けることで、「新年(2015年)も歩み続ける」という決意を表現しています。

手作りジオラマの世界を1分で旅できる映像

宿泊者先を探す旅行者と、空き部屋を貸したい人をつなぐウェブサービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」のプロモーション動画は、カメラを取り付けた模型の電車を走らせ、撮影したワンカットの映像です。

電車を走らせるのは驚くほど精巧な手作りジオラマの上。もちろんアニメーションやCGは一切使用していません。

映像をつなぐのではなく、ワンカットで次々と移り変わる世界の景色を表現することで、「旅で世界がより小さくなる」というコンセプトを体現しています。

ドミノやピタゴラスイッチのような動画もワンカット

高速光通信を強みとしている「au ひかり」は、“光”をテーマにプロモーション動画を制作しました。動画タイトルは「The Power of Optics(光学の力)」。からくり装置と光学装置を組み合わせ、光によって次々と装置が動いてく様子をワンカットで撮影しています。

本動画は、海外でも話題となり、再生数は200万回を突破。メディアなどにも多く取り上げられています。

ワンカットの映像効果

様々な用途の動画に利用できる「ワンカット」ですが、効果として以下のことが挙げられます。

現実と非現実が融合した世界観を表現できる

BNPパリバフォルティス銀行やジョニーウォーカーのように、突然子どもができて産まれたり、物理的な移動を気にせずに空間の移動ができたりと、ワンカットを活用すれば、現実ではありえない時間の経過や場所の移動を表現することができます。

動画自体のクリエイティブを評価されやすい

あらかじめセットを用意したり人や物の動きを設計するため、手間は非常にかかることが多いワンカット技法。
しかしカット割りをしないことで視聴者側にも「撮影しているありのままの様子」が伝わるため、制作者の努力が伝わりやすく、OkGoのPVのように「ワンカット」であることが評価されることも多いようです。

▼(参考)Airbnbのメイキング動画

視聴者の注目を動画に引きつけ続ける

なによりも、ひとつながりで表すことで、常に動きのある映像となり、視聴者に「見続けたい」という思いを喚起させることが可能です。動画を途中で飛ばすことなく、画面から興味を引き離さない手法のひとつと言えるでしょう。

ワンカットを取り入れれば、ブランディング動画やサービスの紹介など様々な用途の動画を、通常の実写とはひと味ちがうインパクトのある動画に仕上げることができそうです。

▼過去の映像技法特集記事

1.ストップモーション:https://www.movie-times.tv/purpose/buzz/5484/

2.タイムラプス:https://www.movie-times.tv/taste/novel/5855/

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