
前回の記事では「7つのキーワード」から2014年の動画市場を振り返りましたが、今回の記事では2014年movieTIMESのアクセスランキングから、実際に読者の皆さんが「動画マーケティングのどんな点に注目をしているのか」を見ていきます。
2013年、アクセス数が多かったのは「国内外の動画活用事例」記事でした。今年は一体どんな記事が多くの人に読まれたのでしょうか?
今後、必須の動画SEO〜YouTubeクリエイターハンドブックシリーズ〜
URL:https://www.movie-times.tv/study/how-to/4865/
10位は「動画SEO」がテーマの記事で、中でも「YouTubeでの動画SEO」に特化した情報を紹介しています。「テキスト化」されない動画において、どのようにすればより多くの人に閲覧してもらえるか、多くの人が気になったようです。
Twitter×動画でマーケティング効果を最大化!一工夫でこんなに変わる。国内キャンペーン事例4選!
URL:https://www.movie-times.tv/marketing/o2o/4712/
動画を活用する手段として、ソーシャルメディアと組み合わせる方法も注目されました。
本記事ではTwitterとの連携で「動画を見るだけ」を超えた工夫が仕掛けられている国内事例をご紹介しました。
絶妙な仕掛けで答えたくなるTOYOTAのアンケートとは?
URL:https://www.movie-times.tv/practical/web_cooperation/4833/
TOYOTA社が公開しているインタラクティブアンケートについての記事は多くの方に「この仕掛けおもしろい!」と感じて頂いたようで、ソーシャルメディア上でのシェアが多くみられました。インタラクティブな動画コンテンツが増えたはじめた今年、「アンケート」という従来型の施策に「動画」と「インタラクティブ」を取り入れたことも、興味を引いた要因でしょう。
スキップされない動画の秘訣〜YouTubeクリエイターハンドブックシリーズ〜
URL:https://www.movie-times.tv/study/how-to/4426/
動画の冒頭で視聴者の心をつかみ、より長く再生を続けてもらえるようにするには?をテーマにそもそも、「なぜ冒頭部分が大切なのか」といった理由や、「再生維持率の大切さ」、「具体的な成功事例」を交えて紹介した本記事。TrueView広告が広まった本年は「スキップされない広告とは?」に大きな関心が向けられたようです。
カンヌライオンズ2014全グランプリ17作品総まとめ<複数部門グランプリ作品編>
URL:https://www.movie-times.tv/purpose/buzz/5059/
毎年、6月の中旬に1週間かけて開催されるカンヌライオンズ。記事では、クリエイティブの素晴らしさはもちろんのこと、その広告効果も解説しながら、グランプリ作品を紹介していきました。「Volvoトラックシリーズ」や「Sound of Honda」など、過去にmovieTIMESでも掲載した作品も多数受賞していました。
男性なら思わず見てしまう!?セクシーな動画を使った、成功プロモーション4選!
URL:https://www.movie-times.tv/purpose/buzz/4395/
やはり、男性に人気がある?セクシーな動画を効果的に用いることで、ブランドを強烈にアピールすることに成功したプロモーションをご紹介しました。
セクシーさを用いて興味喚起しつつも、ブランドの訴求したい点もしっかりと表現している秀逸な事例でした。
アノテーションの効果的な使い方とは?〜YouTubeクリエイターハンドブックシリーズ〜
URL:https://www.movie-times.tv/study/how-to/4626/
YouTubeの機能である”アノテーション”の使い方にフォーカスをあて、「動画を視聴させるだけではなく、ユーザーに行動させる」ということについて解説した本記事。アノテーションをただの「リンク」として使用するだけでなく、「コンテンツ」の一部として使用し、より魅力的なコンテンツ作りに活かしている事例もご紹介しました。
YouTubeで8000万回再生の動画「FIRST KISS」―制作者が語る3つのヒット理由
URL:https://www.movie-times.tv/study/how-to/4732/
2013年3月の公開から1ヶ月半足らずで8000万回も再生され、話題を呼んだバイラル動画「FIRST KISS」。「この動画によってどれほど売上を伸ばしたか。どのような仕掛けがバズを引き起こしたのか。」ー大ヒットの理由に迫った記事は多くの人の関心を集めました。
広がるInstagram(インスタグラム)動画の企業利用。アクティブユーザー数は2億人超。
URL:https://www.movie-times.tv/marketing/campaign/4577/
本記事が公開されたのが2014年3月。そのわずか9ヶ月後、今年の12月にInstagramの月間アクティブユーザーが3億人を超えたようです。記事内では国外での企業利用を中心にInstagramの特徴を活かした事例や、同じマイクロ動画サービスであるVineとの比較やビジネス活用におけるポイントを整理してお届けしました。
”意外と知らない”YouTubeで再生数を伸ばす7のテクニック
URL:https://www.movie-times.tv/study/how-to/5006/
第1位はやはり気になる動画の再生数を伸ばす方法でした。王道ポイントとは別に「普段は見落としがちな、YouTubeマーケティングをもう一段成功へ導く7つのテクニック」をご紹介。YouTubeを活用した動画マーケティング施策が増える中で、やはり「再生数を増やすこと」は多くのマーケターにとって、難しいポイントだったようです。
2014年はYouTubeマーケティングに関する記事が多くランクインしました。昨年は動画マーケティングの事例などにアクセスが多かったことと比べると、「より具体的な動画マーケティングの方法」を探している方が多かったようです。また、「バズ動画」「インスタグラム(マイクロ動画)」などが上位にきていることも、今年の特徴を表しているように思えます。
movieTIMESでは2015年も引き続き、動画マーケティングに関する有益な情報を皆様にお届けします!良いお年をお過ごしください。