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クリエイティブ 2014年01月15日

人間の印象に残るのは “愛”より“恐怖“!?科学的にも有効なドッキリプロモーションまとめ

近年、欧米でとあるプロモーション方法が増加しています。それが「ドッキリプロモーション」です。

製品をアピールするため、ドッキリを仕掛け、それを動画に収めてプロモーションに活用するというものです。
なぜ、このドッキリプロモーションが欧米で増加しているのでしょうか?
実は、そこには科学的な理由があります。その理由と効果のほどを実際の動画とともに見てみましょう。

念力(テレキネシス)を現実の世界で再現!

carrie

わずか公開4日で動画再生数2800万回を記録したドッキリプロモーション動画があります。それは、2013年10月にアメリカで公開になった映画「キャリー」のプロモーション動画です。

この映画はテレキネシス(念力で物を飛ばしたりする超能力)を使えるキャリーという少女が、凄惨なクラスメートからのいじめに怒りを爆発させて、学校や街を破壊するといった内容のホラー作品。
そのテレキネシスを、とあるコーヒーショップで使うドッキリ企画が映画公開に先立って行われたのです。

ストーリー:

大勢の客で賑わう中、一人の男性が隣の女性客のコーヒーカップを倒し、パソコンにかけてしまいます。 すると彼女は怒り、念力でその男性を吹き飛ばし壁に叩きつけます。
怒りはなおも収まらず、イスや机が動き回り、棚にあった本はバサバサ落ちてきて、店内の客は恐怖でパニックになります。
たまたまコーヒーを買いに来ていた一般のお客さんは、このテレキネシスを間近で目撃し、「Oh my god!」と叫びつつ、驚きに目をむいています。

▼人が!机が!念力で動きまわる様子が圧巻です

このように、映画の中の世界を実際のコーヒーショップで再現することによって、どれだけこの映画がスリリングで怖いものかが、周りで見ていた人のリアクションから伝わってきます。

ある日突然、自分が逃走中の”指名手配犯”に!

ある日突然、自分が”指名手配犯”になっていたら・・・。
そんなドッキリを行ったのはスキンケア用品で有名なニベア。「指名手配犯」とニベアの商品がどう関係しているのでしょうか。

nivea

ストーリー:

空港でイスに座って時間を待っている一人の女性の前に男性が腰をかけます。
女性がふと、男性の持っている新聞に目をやると、なんと、指名手配者として自分の顔写真が載っています!驚くのもつかの間、空港のアナウンスやテレビのニュースで自分が指名手配されていることを知り、パニック状態に。
そこにアタッシュケースを持った警察官が現れ奇妙な質問を。「ストレスを感じているかい?」

▼その質問の真意とは!?

警官がアタッシュケースを開けて彼女に見せたものは、ニベアのデオドラント製品「ストレスプロテクト」。
指名手配犯となって警察に追われるというドッキリで、極度のストレスを実際に味わせ、ストレスが原因の汗に効く、ニベア製品「ストレスプロテクト」をスリリングにアピールしています。

就職面接中に隕石落下!?

LG

続いてご紹介するのは、家電メーカーのLGのサプライズプロモーションです。

ストーリー:

シチュエーションは、「就職面接」。面接中、突如窓から見える街に隕石が落下します。面接官の肩越しにこの光景を見た求職者は腰を抜かすほどのパニックに陥ります。
しかし、実はこの「窓」はLG社が予め設置したディスプレイであり、求職者が目にした光景はそのディスプレイに流された映像だったのです。
慌てふためく求職者に、種明かしをして動画は終わります。

▼ドッキリされた人たちの驚きぶりがすごい

「就職の面接」というただでさえ、緊張するシチュエーションの中、「窓」から見える都市に隕石が落ちるというスケールの大きいドッキリですが、どの求職者もその映像を信じパニックに陥ってしまう様子から、ディスプレイの画質がいかに高いものかを実感できます。

ドッキリ後の乾杯の味は!?

beer

次にご紹介する動画はビール醸造会社、カールスバーグ社のドッキリプロモーション。
「想像してみて。もし夜中に友人から助けを求められたら、あなたは助けにいきますか?」と始まるこのムービー。
一体どのようなドッキリなのでしょうか。

ストーリー:

ポーカールームで強面のお兄さん達とゲームをする仕掛け人。
深夜2時過ぎ、友人に「賭けポーカーで負けてしまい、まずい状況だ。300ユーロを持って来てくれないか。」と電話をします。
友人は頼みに応じ怪しいビルの中を恐る恐る進み、ついにポーカールームに辿り着き、お金を渡します。すると、後ろの大きな幕が突如落ち、たくさんの人が喝采し、そこでドッキリだとネタばらし。最後は、ドッキリ成功を祝って、カールスバーグのビールで乾杯!

▼あなたは助けに行きますか?

心臓の弱い人は視聴禁止!のドッキリ動画

yukimichi

今までのドッキリプロモーションは全て外国のものでしたが、最後に日本での事例をご紹介します。
日本ではあまり見ることのない”ドッキリプロモーション”。その動画は「心臓の弱い方は視聴をご注意ください」という注意書きから始まる閲覧注意の映像です。

ストーリー:

吹雪の中、街灯もない真っ暗な道を数人の友人と一緒に車で走っていると、前方に白い柱のようなものが見えます。
車を停めて様子を伺おうとすると、・・・・!?

▼1人で見ない方がいいかもしれません

実はこのドッキリホラー動画、タイヤやホイールを販売するオートウェイ社の冬用タイヤのプロモーションビデオなのです。
この動画はかなりの反響を呼び、2014年1月現在では、再生数700万超えという驚異的な数字。コメント欄には、「今まで見たタイヤのCMのなかで一番だ」という反応もあるほどです。
地方で展開している会社が、動画プロモーションで多くの人に企業を知ってもらった良い例と言えるでしょう。

なぜ、ドッキリプロモーションは流行るのか?

今まで見てきたような、”ドッキリさせるプロモーション”、すなわち視聴者にFEAR(恐怖)を感じさせるプロモーション手法が、近年、欧米ではよく見られるようになりました。

日本では特に過激な内容に賛否両論あるせいか、こういったプロモーションをあまり見かけませんが、欧米でこの手のプロモーションが増えてきているのには、実は理由があります。

fear

カナダ・トロントのクリエイティブエージェンシーjohn st.は、「最も強力な感情は愛ではなく、恐怖であり、恐怖は記憶とリンクするアドレナリンを放出する」と分析しています。

そのため、この手法を「exFEARiential」(experiential-経験的なをモジッた造語)と名づけ、顧客に「絶対忘れないブランド」として認識してもらうための手法として、とても効果的だと唱えています。

日本ではあまりなじみがなく、抵抗感がある方も多いかもしれませんが、日本ではまだ一般的でないからこそ、話題になるだけでなく、しっかりと記憶に残るプロモーション方法になる可能性も多いのではないでしょうか。

 

[参考]

"ExFEARiential"promotional video

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