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ナレッジ 2013年11月13日

[イベントレポート]YouTube/googleが語る、動画コンテンツの現在と未来

キーワード: YouTube

3つのキーワードから見る、成功する「動画」

続いて登壇したのはグーグル株式会社、第一広告営業本部ブランディング戦略担当本部長の武田隆氏。

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武田氏は「ブランド戦略・マーケティング戦略におけるコンテンツの活かし方」には3つのことが重要であると語りました。
それはCreate(クリエイト)/Collaborate(コラボレイト)/Curate(キューレート)の3つ。武田氏は、この3つのキーワードを意識し、実際に成功した動画マーケティングの事例を挙げていました。

Create(創造する)

動画を作り、YouTubeにアップロードするだけでは、ブランドの価値は構築できません。動画の中でブランド独自の世界観を伝えて初めて、動画が活きてくるのです。
そんなブランドイメージの構築に成功した例として挙げてくれたのが、大手ビールメーカーの「Heineken(ハイネケン)」だ。

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Departure Roulette(ディパーチャー ルーレット)

ニューヨークJFK空港で行われたプロモーション“Departure Roulette”(出発先をかけたルーレット)。キャッチコピーは“Drop Everything.Push Button”(すべてを投げ捨てて、ボタンを押そう!)。

旅行客をターゲットにした、このゲームのルールは“ルーレットで決まった土地へ渡航先を必ず変更する”というシンプルなもの。
けれど、結果がどこであろうとも、ルーレットの指示に従い、選ばれた土地へ飛び立たなければなりません。

ハイネケンでは「open your world(あなたの世界を広げよう)」といったブランドイメージを掲げており、このブランドイメージを上手く表現したキャンペーンとなっています。
動画はYouTubeに公開後、4日間で140万回も視聴され、さらに多くのパブリシティでも取り上げられ話題となりました。

「重要なのは、このハイネケンの動画は消費者が"見たい"と思うコンテンツであり、消費者が見ることを選んでいるということです。このような創造的で少し破天荒なコンテンツというのはYouTubeのようなプラットフォームだからこそ、最適なのかもしれません。」と武田氏はまとめました。

Collaborate(コラボレーションする)

冒頭でも述べた通り、YouTubeクリエイターとコラボレーションをするのも有効な方法です。既存のコンテンツとコラボレーションすることでさらなる相乗効果を生み出す事も可能です。
特にアメリカではこの傾向は日本よりも高く、その成功例として、LAND ROVER USA(ランドローバー)の事例が紹介されました。

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In Transit with Peter Bragiel | Land Rover USA

YouTubeの旅チャンネルとして人気を博しているYouTubeクリエイターのPeter Bragiel氏。彼のチャンネル「pdrop」の登録者は2万人近くに上ります。
そんな彼とコラボレーションし、ランドローバー車で世界を旅する様子をYouTubeで配信するというキャンペーン。

ランドローバーでは「旅・冒険」といったことをブランドテーマとしており、YouTube上の旅分野で人気を博しているPeter氏とコラボレーションすることで、このブランドテーマを見事体現し、関連性の高い視聴者を巻き込むことに成功しました。この動画は非常に好評で、TVCMにもなっています。

竹田氏によると、このような「企業とYouTubeクリエイターとのコラボレーション」は世界中で広がっているのことです。

Curate(収集・編集する)

「Curationとは一定の視点で情報を集め、編集すること。コンテンツの世界では、"自らがコンテンツを作るのではなく、人々にコンテンツを作ることを促し、それを収集・編集していき、ひとつの世界を作っていくことである。」と武田氏は説明しました。その一例としてヘルメットカメラメーカーのGoProを挙げています。

gopro

Go ProのUGC(ユーザージェネレイティッドコンテンツ)

GoProのチャンネル内にある動画はGoProが作ったものではなく、80%はユーザーが作ったコンテンツです。
ハッシュタグをつけてユーザーが動画を投稿し、GoProでコンテンツを厳選(Curate)し、自社内コンテンツとしているのが特徴です。

GoProのチャンネルはブランドとその製品を使っている消費者と、両者がいて、初めて成り立っています。GoProの掲げるコンセプトは「Be a HERO」。
誰でも、参加することができ、誰でも「勇者」になれる可能性のある、同社のチャンネルはまさにブランドイメージを体現しているといえるでしょう。

>>次ページでは”国内動画プロモーション事例”を紹介

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