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ナレッジ 2013年07月10日

Googleの検索機能向上から考える、動画検索と広告の未来

現在、動画検索は付随するメタデータやタグなど、手入力されたテキスト情報をもとに成り立っています。

しかし、多くの動画がインターネットにあふれかえる今、動画検索も更に高度なものへと進化する必要に迫られています。

世界的に知られる検索エンジンGoogleは、これまで蓄積してきた膨大な画像データをもとに、画像内に含まれる要素を自動判別できる技術を生み出しました。
それは動画にも応用可能なものです。動画内の要素が自動的に識別されるようになったとき、動画と広告はどう変わるのでしょうか?

Google I/Oで発表された大きな変化

検索エンジンの頂点に君臨すべく、株価も好調なGoogleは画像と動画を検索可能なコンテンツとしてサービスに組み込もうとしています。
毎年米サンフランシスコで開催されるGoogleの開発者向けイベント「Google I/O」では、数ある新しい目玉の1つとして、同社の大手ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Google+」のハッシュタグによる検索機能向上を発表しました。

▼Google+でのハッシュタグ説明動画

Google副社長ヴィク・グンドトラ(Vic Gundotra)は舞台に立つと、”アップロードされた画像に写るパリのエッフェル塔を自動で認識できるようになる”と、その新機能の特徴を実演してみせました。つまり、Googleが画像に写ったものを判別し、ユーザーがその情報を利用できるようになるというのです。テキスト情報を書き添える必要はもうありません。

広がる動画検索の需要

米世論調査機関ピュー研究所によれば、現在、成人のおよそ半数が画像や動画をインターネット上に投稿し、ユーザー自身が何らかのWebコンテンツを作り出しています。
その中でも、動画は今一番伸びているコンテンツです。
米ネットワーク機器開発会社シスコシステムズは、2017年までに動画がほかのコンテンツを抑え、インターネットトラフィックの多くを占めることになるだろうと予測しています。まだ成長見込みのあるFacebookやTwitterさえも上回るという予測です。

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では、人々が投稿し、共有し合うその動画を、どうやって効率的に見つけ、整理できるのでしょうか?その答えはやはり、「検索エンジン」です。Googleが動き出したのは偶然ではありません。

現在画像や動画のほとんどが、手入力のキーワードやメタデータ、タグなどで内容を識別されています。

YouTubeによると、毎月投稿される動画は40億時間にもなります。リッチコンテンツがインターネット上にあふれるこれからの時代、この手法では効果を上げられず、管理しきれなくなる日も来るでしょう。
パターン認識と機械学習による自動管理は、今後動画を求めるユーザーの要求に応えるには必要不可欠なのです。

検索機能の向上は機械学習により加速する

Googleの新しい画像検索機能の実現には、機械学習とコンピューターの視覚情報処理機能の長年にわたる進化が必要とされていました。一晩で実現できるものでも、偶然の産物でできるようになるものでもありません。研究に携わったトロント大学の研究チームは、コンピューターに顔やランドマークといったものを認識する機能を与えることに没頭したといいます。

Googleに務めるジェフリー・ディーンは、大規模な分散処理システムと学習のための綿密なニューラルネットワーク・モデルを専門としています。彼によると、「まずはテキスト情報付きの画像データを大量に扱い、そこから踏み込んだ巨大学習モデルの構築へと取り掛かる」というのが今回の重要なステップだったようです。

動画は連続する静止画の集まり

動画は基本的に連続する静止画像の集まりです。そして、その画像を構成するのはピクセルです。
画像で用いた技術を動画に応用することは当然の流れであり、困難ではあったものの、やりがいのある挑戦だったようです。

機械にできることであれば、的確にタスクをこなせる機械に任せた方が効率的です。ここで彼によって開発された技術は、様々な商品やサービスに応用され、今後も発展を続けることでしょう。

精度の高い動画検索は、的確な広告表示の可能性へ

この技術の恩恵を受けるのはユーザーだけではありません。広告業界も然りです。
モバイル端末で撮影されたものも含め、動画が増加する中、検索機能の向上により的確な動画を素早く見い出すことが可能となり、ユーザーの満足度が高まることは、広告主にも大きな利益をもたらします。広告は正確なコンテンツとの連動により活気づく分野の1つだからです。

例えば、子犬の動画を閲覧したユーザーが多くの類似動画を発掘でき、それと同時に、ドッグフードの広告を目にする日も、そう遠くない未来の話かもしれません。それはもう、来年実現してもおかしくない技術なのですから。

 

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