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たった1秒間の広告が伝えたかったこと

2013年01月24日

キーワード: キャンペーン 認知拡大

まずはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

今あなたは、何回再生ボタンを押したでしょうか?

その行為こそが、この広告を制作した「OCDFoundation(Obsessive-Compulsive Disorder啓蒙機関)」からのメッセージなのです。

強迫神経症という病気があります。強迫神経症の症状の一部として、

  • 何度も手を洗わないと気が済まない。
  • 戸締まり、ガスの栓、電気器具のスイッチを執拗に確認しないと不安を感じる。
  • 何度も同じところを読んだり書いたりする。
  • 何度も同じところを行ったり来たりをくりかえす。

といったものが挙げられます。

今回ご紹介する世界で一番短い広告は、この強迫神経症への理解促進のためにイスラエルの「OCDFoundation(OCD啓蒙機関)」が制作したものです。

動画内には、「このように単純な行動を繰り返し行うことは、強迫神経症の一症状にすぎません。もっと詳しく知りたい方はホームページをご覧ください」という文章が書かれています。

しかし1秒では動画内のメッセージが読み取れず、視聴者は何度も何度も再生ボタンを押してしまいます。この『何度も同じ行動を執拗に繰り返すこと』こそが、強迫神経症の一症状であり、視聴者に『1秒の動画広告を何度も再生させる行為』を通じて症状を疑似体験してもらうというキャンペーンなのです。

この体験は、あくまで強迫神経症の症状のほんの一部分でしかないということを前提とされていますが、無意識中での疑似体験に加えネタあかしの後の衝撃により、視聴者の印象に深く残るキャンペーンとなりました。

キャンペーンの目的

強迫神経症への理解

アイディア

理解のためには症状を具体的に説明するよりも、体験してもらうことが最良である

施策

世界で最も短い動画広告を制作。もちろん動画中のメッセージを一度目の再生で読める人はいない。だからこそ視聴者は、何度も何度も再生ボタンを押さなければならない。これこそが症状の疑似体験となる。

結果

$0の予算で、1万人に強迫神経症の症状を擬似体験してもらうことができた。更に様々なインターネットメディアがこのキャンペーンを取り上げ、周知啓蒙を図ることに成功した。

 

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