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テクノロジー 2013年01月23日

AR活用の販売促進が熱い!?お菓子のパッケージをゲーム化した、米Cadbury社

キーワード: プロモーション 海外事例 集客

現在導入する企業が増えているAR(拡張現実)を利用し、世界ではじめてお菓子のパッケージをゲーム化した企業があります。それが海外の老舗菓子メーカー・Cadbury社です。

最近よく耳にする「AR」とは?

近年、企業での利用が活発になっているAR。これは「Augmented Reality」の頭文字を取った略称です。日本語では「拡張現実」という意味になります。私たちが実際に現実世界で見ているものに対して、デジタル技術により情報を付加し、文字通り“現実世界を拡張する技術”のことです。

最近では、ユーザーがスマートフォンやタブレット端末に専用のARカメラアプリをインストールして利用する形式のものが一般的です。ARカメラアプリを起動した端末を通して対象の特定物体(情報提供側が予め設定したもの)を見ることで、画面上に3DCGのキャラクターが現れたり、静止画だったものが動くように感じられる動画が流れたり、その場所に関する情報が現れたりします。販促グッズや観光スポットなどで活用されている事例が多くあります。

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スマートフォン・タブレット端末の所有率が高まっている現在、ARは多くのユーザーが気軽に楽しめる技術・サービスのひとつとなっています。このようなARの事例の中でも、お菓子のパッケージをゲーム化するという新たな取り組みを行ったのがCadbury社なのです。

お菓子のパッケージを「遊び」に変えた革新的AR

この革新的なARの提供は、Cadbury社がARアプリ開発企業であるBlippar社と協力して2011年に実現させました。このゲームを楽しむためにユーザーが用意するものは2つだけです。対象商品であるCadbury社のチョコレートバー、そしてスマートフォン・タブレット端末にインストールした専用の無料ARカメラアプリ「blippar」。App storeGoogle Playいずれでもダウンロードが可能です。

遊び方はとても簡単。ダウンロードした「blippar」を起動後、チョコレートバーのパッケージをカメラで撮影するように画面に表示させます。それだけで画面上にAR情報が表示され、あっという間に映っているパッケージがゲームに早変わり。画面に現れた「STRIPE」ボタンをタップすることですぐに遊びはじめられます。

ゲームは、パッケージの後ろから見え隠れする、キャンペーンキャラクターの“縞模様のアヒル”を制限時間内に何羽タップできるかという簡単なもの。大人も子どもも気軽に遊べる内容ではあるものの、TwitterやFacebookに記録を投稿できる仕組みが備わっており、闘争心に火を付ける要素を兼ね備えています。

【遊び方動画】Cadbury Spots v Stripes Blippar App - A Game on Every Bar Trailer

なお、公式の遊び方動画上では「TWIRL」「CRUNCHIE」「BOOST」「DAIRY MILK CARAMEL」「DAIRY MILK」の5種類のチョコレートバーでパッケージARゲームが可能です。

「パッケージARゲーム」を商品購入の糸口に

お菓子のパッケージにARを仕込むことで、商品を手に取ってもらう機会を作っている上手い事例です。まず、ARで出現するものを“ゲーム”にすることでユーザーの遊び心を刺激し、興味をそそる仕掛けを作っています。それに加え、該当の商品は低価格であるため、ユーザーは「ゲームを試してみたい」という気軽な気持ちで手に取りやすい。このパッケージARゲームが直接的な購入の糸口となっているのです。

販促グッズやパンフレットなどでのAR活用は多くありますが、お菓子のパッケージ自体に“ゲーム”という遊びの要素をプラスしてユーザーの興味喚起を図る仕掛けは世界初でした。

 

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