動画制作・動画マーケティングを支援する株式会社モバーシャル(以下モバーシャル)は、20歳~60歳の男女700名を対象に、スマートフォンの動画視聴実態やユーザーの嗜好について調査を実施しました。
調査の結果、スマートフォンを縦向きにして動画を見る人が、横向きにして見る人に並ぶ程増えていることが分かりました。特に、縦向き動画を見る人は20代~40代の女性に多く、1本あたり30秒以内のWeb動画を視聴する傾向が明らかになりました。
このような視聴傾向と、昨今の縦向き動画制作に関する需要の高まりを受けて、モバーシャルは、8月上旬より、国内初の縦向き専門動画制作サービスの提供を開始します。
スマホで動画を視聴する人の61%が、一本あたり3分以内の動画を見る傾向
スマートフォンでWeb動画を視聴するとき、一本あたりの動画の長さについて質問したところ、61%の人が3分以内の動画を視聴すると回答。スマートフォンでWeb動画を視聴する人は、3分以内の動画を好む傾向があることが明らかとなった。
スマホでWeb動画を18時~24時に視聴すると66%が回答
スマートフォンでweb動画を視聴することが最も多い時間帯について質問したところ、66%の人が18時~24時に視聴すると回答。仕事終わりなどの通勤途中や帰宅後にweb動画を視聴する傾向があることが明らかとなった。
スマホでWeb動画を視聴する環境は、ベット/ふとんの中(44.9%)が最も多く、テレビを視聴中(29.1%)や電車の中(17.7%)がそれに続く。
スマートフォンでweb動画を視聴するときの環境について質問したところ、「ベット/ふとんの中」が約半数と最も多く、続いて「テレビを視聴中」が約3割いることが分かった。
テレビを視聴しながら、スマホでweb動画を同時に視聴する特徴が浮き彫りとなった。また、電車内や職場、学校での視聴も多く、通勤・通学時間や職場・学校での空き時間に動画を楽しんでいる傾向がみてとれる結果となった。
縦向きのみで見る人は約3割(27.6%)で、横向きのみで見る人(38.9%)に迫る勢い。
特に女性の場合、32.9%の方が縦向きのみで動画を見ると回答し、横向きのみで見ると回答した人(34.5%)と同規模いることが判明。
30秒以内の動画を見る人は、「縦向きのみ」で見る傾向がある
スマートフォンでweb動画を視聴するときの 1 本あたりの動画の長さと端末の向きについて質問したところ、30 秒以内の動画を見る人は、「縦向きのみ」で見る傾向が顕著なことが分かった。一方、長い尺の動画を視聴する人ほど「横向きのみ」で見る人の割合が高かった。
7割が横向きで作られている動画を、3割が縦向きで作られている動画を支持
スマートフォンで動画を見る際の好みの縦横比は、映画や CM のような「横向きで作られている動画」が7割。一方、スマートフォンを縦向きにして撮影したような「縦向きで作られている動画」を好む人も3割と多かった。
調査概要
▶対象条件:20 歳から60 歳のスマートフォンで動画を見ると回答した男女
▶実施機関:2015年6月25日~7月12日
▶調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
▶有効サンプル数:700 サンプル
プレスリリース元
モバーシャル、『スマートフォンの動画視聴実態調査』をリリース
http://www.mobercial.com/news/research0731/