動画マーケティングの最新情報|movieTIMES ムービータイムス

movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

テクノロジー 2015年03月30日

顧客満足や店舗集客を上げる!タイムリーな動画配信で新しい体験の提供を可能にしたiBeacon

iBeacon(アイビーコン)という新技術を使い、スマートフォンを持つユーザーに新しい動画体験を提供する仕掛けを店舗やイベント会場で活用する事例が増えています。
コンテンツ力のある動画をタイムリーに配信できる仕組みは、話題性や集客効果に加え、顧客ロイヤリティの強化にも大きく貢献しています。新たなO2Oマーケティング手法としても注目です。

thumb_ibecon02

若者にサプライズエール動画を送る「SYNC YELL」プロジェクト

東京駅に到着する新幹線。
キャリーバッグを引き、不安と期待が交錯したような表情でホームに降り立つ若い女性。

ibeacon01

彼女が駅前に設置された大型ディスプレイの前を通りかかった瞬間、ディスプレイに故郷の親しい人々の等身大映像が映し出され、彼女にエールを送るー

ibeacon2

携帯電話事業者のKDDIは、この春、夢をもって上京する若者に対してサプライズエールを送る「SYNC YELL」プロジェクトを実施。故郷と若者をつなぐ感動的なシーンの一部始終が、YouTubeおよび特設サイトに公開されています。

等身大のビデオメッセージというスタイルにより故郷からの想いがダイレクトに表現されており、ソーシャルメディアを中心に多くの人の共感を呼びました。

ところで、「対象の若者が前を通りかかった瞬間、突然大型ディスプレイに映像が映し出される」というサプライズはどのような仕掛けになっているのでしょうか。

実はここにiBeaconという技術が使われています。簡単に言えば「ある場所に置かれたiBeacon発信機と、受信に対応したアプリとが、近距離で通信をする技術」です。

「SYNC YELL」の場合は、地元の人からメールでアプリを受け取っていた若者が大型ディスプレイの前を通った瞬間、ディスプレイ付近の発信機からのiBeaconをアプリが受信して通信が始まりました。それを引き金として、ディスプレイから映像の再生が始まったのです。
「SYNC YELL」ではさらに、大型ディスプレイで再生された映像をスマホに転送できる仕掛けが用意されており、感動体験を手元に残しておける第2のプレゼントとなっていました。

anime

iBeaconとスマホの組み合わせにより、アイデア次第で、さまざまなローケションにおいて、これまでになかった特別な動画体験を提供できるようになりました。

動画によるサプライズ体験で、顧客のファン化を進める

「Webで情報を入手した人に、いかに実店舗やイベントへ足を運んでもらうか」

これは多くのリアルビジネスの運営者にとって、大きな命題の1つであることは間違いありません。しかし、情報が氾濫する現在、ネットで情報収集をしただけで満足してしまう人が増えています。実際にリアルな行動を起こさせるためには、それ相応の価値を提供する必要があります。それが

・実店舗やイベントでしか味わえない「顧客体験」により、ファンになってもらう
・実店舗での購入者やイベント参加者限定の特典を用意し、お得感を感じてもらう

という2つの方向性です。

ショールームでは新たな情報提供ツールとして

ドイツにあるBMWのショールームには、実店舗やイベントでも参考になる多くの「顧客体験」の仕掛けがあります。

・ショールームの入り口でアプリが反応
・ショールーム内に入ると「情報が取得できるポイント」の見取り図をスマホに配信
・展示された車に近づくと、その車に関する説明動画や画像を配信

ショールーム内で配信される動画は、ここでしか見られないコンテンツとなっており、顧客満足を向上させ、ファンの来店促進にも一役買っています。

また、ショールーム側は、対応するアプリの入ったスマホを持つすべてのユーザーの動線が分かるというメリットもあり、人気車種の把握や、より適切な展示方法の計画策定などに役立てています。 

ライブコンサートではプレミアムコンテンツを配信

米国人気アーティスト「ナノ」の来日ツアーの会場でも、iBeaconによる仕掛けが設けられていました。

nano画像参照元:http://www.infocity.co.jp/detail.html?p=3587

・会場入り口でのウェルカムメッセージや入場特典としての限定「アイコン」配信
・物販コーナーでの会場限定「壁紙」配信
・終了後のサプライズ特典として、終演後ロビーを通過すると「ナノ」メンバーからのメッセージとサプライズ動画を配信

この事例では、コンサート会場に足を踏み入れてから帰路につくまで、さまざまなタッチポイントに仕掛けを用意することで、ライブの時間だけでなく、そのイベント全体をフルに楽しめるようになっていました。終了後のメンバーからのメッセージ動画などに感動し、ますますメンバーと精神的な結びつきを強めるファンも多いことでしょう。

最適な場所とタイミングの視聴で動画効果を最大化

ここまで、iBeaconという技術を用いて動画を配信する、新たな顧客体験や特典配布について見てきました。「SYNK YELL」「ショールーム」「コンサート会場」のいずれにおいても、その場面に応じたオリジナルの動画コンテンツをタイムリーに視聴してもらうことにより、顧客体験や喜びが最大化されていました。

ここで紹介した事例に限らず、アイデア次第でリアル店舗やイベントなどへの集客や顧客エンゲージメント向上、話題喚起、ひいては継続的な売上確保につながる施策が生まれてくることでしょう。

 

[参考]

「iBeaconとは」(STORE BEACON WEBサイト)
http://smartphone-ec.net/ibeacon/system.html

「ナノ」ライブコンサートでの活用事例(INFOCITY WEBサイト)
http://www.infocity.co.jp/detail.html?p=3587

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

動画制作×動画マーケティングにお困りならLOCUSへ

株式会社LOCUSでは大手企業から新進ベンチャー企業まで、800社以上の動画マーケティング支援を行っています。

幅広い用途や、多種多様な表現手法が揃う動画制作実績もご覧いただけます。

Page Top