動画マーケティングの最新情報|movieTIMES ムービータイムス

movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

ナレッジ 2016年05月23日

動画マーケティングを適切に計画・実行できていますか?陥りがちなミスを防ぐための10のチェックポイント

今年に入り、動画マーケティングに取り組む企業が増えています。しかし、適切に行えなかったが故に、期待した成果を得られず、次の施策に二の足を踏んでいる企業も多いのではないでしょうか?

そこで今回はよく見られるミスや失敗例から、実施する際に確認しておきたいチェックポイントをご紹介します。

企画・制作編

Point #1 ひとつの動画ですべての目的を叶えようとしていないか?

1

コストの面でも時間の面でも、1つの動画コンテンツでさまざまなマーケティング目的を達成できれば、それに越したことはないでしょう。しかし動画マーケティングではこのような考え方は適切ではありません。

動画マーケティングを計画する際は、認知を獲得したいのか、LPに集客したいのか、それともコンバージョン率を向上させたいのか、などの目的を明確にし、それに適したコンテンツを企画することが重要です。あれもこれも叶えたい欲張るほど、何も達成できなかったという結果に終わることでしょう。

例えば、ソーシャルメディア上にブランディング動画を配信するなら、シェアされやすいコンテンツとは何か、を研究しましょう。その答えは決してセールストークではないはずです。

▽ Alwaysの「Like A Girl」は多くの共感を呼び、世界中でシェアされた

 

あるいは、ホームページに商品説明動画を掲載するなら、特定の目的や関心があってサイトを訪れた視聴者を対象に、役立つ情報や、購入を後押しするような情報を提供する企画が適しています。

▽ サービス概要や利用イメージを訴求し、理解促進を図る

Produced by LOCUS (費用レンジ:100万-)

▽ お客様の声を紹介して納得感を高め、購入を後押しする

Produced by LOCUS (費用レンジ:100万-)

動画は、ブランディングにもダイレクトレスポンスにもリードナーチャリングにも有効なコミュニケーション手法ですが、幅広い用途に使えるからこそ、目的に応じた適切なコンテンツを見極める必要があるのです。 

Point #2 メッセージはシンプルかつ明快か? 

2

時々見られる失敗例が、訴求ポイントをたくさん詰め込み、メッセージが複雑になっているケースです。しかし、視聴者に支持されている動画の多くは、1つのメッセージをシンプルに訴求しています。もし訴求したいことがたくさんあるのであれば、複数の動画に分けることを検討しましょう。

特に初めて動画を制作する場合、あれもこれも伝えたいと思うあまり、結局何が言いたいのか分からないコンテンツにならないよう注意が必要です。
また、自社内で企画制作された動画の場合、その商品のことをよく知り過ぎているが故に、“視聴者にとっての”分かりやすさ、共感しやすさという視点が抜け落ちたコンセプトになりがちなため、客観的な視点を保つことが重要です。 

Point #3 長すぎないか?

3

Wistia社の調査では、1分未満の動画であれば完全視聴率がおよそ6割なのに対し、5分を超える長尺動画では冒頭でおよそ3分の1の視聴者が離脱し、完全視聴率は3割程度に低下することが分かっています。
(参考記事:「視聴動向とコンテンツジャンルから考える、適正な動画尺とは?」

動画コンテンツは最後まで視聴されることで、すべてのメッセージを伝えることができます。特にCTAを動画の最後に入れている場合は、最後まで見られなければせっかくのコミュニケーション機会を逃すことを意味します。最近は長尺動画も視聴されるようになったと言われますが、完全視聴率を高めるためにはあくまで動画をコンパクトにまとめることを心がけましょう。 

ただし、例外として長尺動画が受け入れられるケースもあります。それがナレッジ動画やセミナー動画です。これらにおいては、視聴者はもともと長尺動画を視聴するつもりで臨んでいるため、企業はそれぞれの専門分野について、時間をかけてしっかりと伝えていくことができます。

▽ 自社が有する専門知識を分かりやすく伝えることで信頼感やブランドイメージが向上

Point #4 ターゲットとする視聴者を本当に理解しているか?

4

動画コンテンツの目的と共に重視しなければいけないのが、ターゲットとする視聴者の存在です。この動画を視聴してほしい人はどのような属性で、どのようなインサイトを持っているのか、どのようなタイミングや環境で動画を視聴するのか、など、視聴者像を明確にし、その人が視聴したいと思う動画を企画することが重要です。動画制作に慣れないと、「視聴者が知りたいこと」ではなく「自分が伝えたいこと」に軸がぶれてしまいがちなので注意しましょう。

また“情報のレベル感”も視聴者に合わせましょう。 例えば潜在顧客に興味を持ってもらいたい場合は、専門用語を並べるのではなく、視聴者と同じ目線の言葉を使って分かりやすく説明し、共感を得ることを目指します。
反対にBtoB商材であれば、視聴者はその分野に関する専門知識を多く身につけていると想定できるため、動画を通して自社の専門性や特徴をより高度なレベルで訴求し、他社と差別化を図る形が有効です。

Point #5 CTAを忘れていないか?

5

マーケティング目的を達成するためには、動画を視聴した後に起こしてほしい行動を示すコールトゥアクション(CTA)も重要な要素のひとつですが、意外と忘れがちです。

CTAの内容は動画の目的によって変えましょう。例えばコンバージョン獲得を目指すのであれば、商品購入ページや問い合わせページへと誘導します。あるいはリード獲得が目的であれば、ホワイトペーパーダウンロードなどの個人情報を取得できるポイントへと誘導します。さらに有料の動画プラットフォームを利用すれば、たとえばセミナー動画の冒頭だけを公開し、本編を続けて視聴するために動画内に設置したフォームに個人情報を入力してもらうなどの施策も可能です。

▽ 動画プレイヤー内に設置された入力フォームのイメージ

cta

画像参照元:https://econsultancy.com/blog/67244-are-you-making-these-six-video-marketing-mistakes/

Point #6 動画を無計画に制作していないか?

6

長期的なファンを育てるためには、動画コンテンツの配信スケジュールにも綿密な計画が求められます。たとえどんなに優れた動画コンテンツを制作しても、計画性なく散発的に公開していては、ターゲット層に視聴される可能性が低くなります。なぜなら視聴者は新しいコンテンツが公開されることを知らないからです。

マーケティング戦略に基づきコンテンツカレンダーを組み立て、配信スケジュールを明確にしましょう。そうすれば動画の最後で次のコンテンツを告知するなどの工夫もでき、ターゲット層とのつながりを維持することができます。

Point #7 モバイル最適化を忘れていないか? 

7

ソーシャルメディアの普及に伴い、モバイルデバイス上での動画視聴やシェア行動も急速に増えています。特にミレニアル世代をターゲットとするブランドや商材では、モバイル対応は避けて通ることのできない施策です。動画を制作配信する際は、PC、タブレット、スマートフォン上でシームレスに視聴できるようにしなければいけません。

コンテンツの企画や配信に関するモバイル最適化については、こちらの記事で詳しく解説しています。

配信編

Point #8 配信戦略を立てているか?

8

動画を制作して動画共有サイトにアップロードしたり、ウェブサイトに掲載したらそれで終わり、ではなく、動画がより多くの人に視聴されるための工夫が必要です。しかし動画が完成したことに満足してしまい、適切な配信方法を考えていないマーケターが見られることも事実です。

以下は、動画を必要する人たちにきちんと届けるための施策の一例です。

  • 動画SEOを行う
  • 各種ソーシャルメディアで配信する(必要であれば広告を用いる)
  • ランディングページを最適化する
    (適切なキーワードやメタ情報を含める、シェアボタンを設置する、etc.)
  • メールで配信する

Point #9 ソーシャルメディアで拡散しやすくなっているか?

9

ソーシャルメディア上での動画接触から視聴、シェア行動は年々増えており、ソーシャルメディアはブランドメッセージのより多くの人に届ける上で不可欠なチャネルになっています。

ただし、多くのSNSユーザーはウェブサイトなどで見つけた動画のURLをわざわざコピーし、SNSアプリを立ち上げ、投稿することはしないため、動画コンテンツ自体をソーシャルメディア上に投稿しやすい状態にしておくことがポイントです。YouTube動画をウェブページに埋め込んだ場合は、タイトルバーを表示することでプレイヤー内にシェアボタンが表示されます。有料の動画プラットフォームを利用する場合もソーシャル共有ボタンなどを有効に活用し、すぐにシェアしやすい状態にすることが必要です。

▽ YouTubeの共有ボタン

share button

Point #10 動画のパフォーマンスをきちんと見ているか?

10

マーケターの仕事は動画を制作して公開して終わり、ではありません。それよりも、動画を配信した後のさまざまなパフォーマンスを確認し、次の施策につなげることがもっとも重要であり、腕の見せ所と言っても過言ではありません。

各種アナリティクスツールから得られるデータや、そこから導き出すROIを明らかにすることで、視聴者のインサイトをより深く把握でき、次の施策への重要なヒントを得ることができます。効果に関するデータの取得と、それに基づくPDCAを行わないことは、オンライン動画の価値の半分以上を放棄しているようなものです。

hr

動画コンテンツは多種多様で何一つ同じものがなく、絶対に成功するルールというものは存在しません。しかし今回ご紹介したようなポイントや視点でつねに振り返りながら、動画マーケティング全体のレベルアップを図っていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

動画制作×動画マーケティングにお困りならLOCUSへ

株式会社LOCUSでは大手企業から新進ベンチャー企業まで、800社以上の動画マーケティング支援を行っています。

幅広い用途や、多種多様な表現手法が揃う動画制作実績もご覧いただけます。

Page Top