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movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

クリエイティブ 2013年10月25日

不思議なCMの裏に隠されていた、LEXUSの新たな挑戦とは?

"AMAZING IN MOTION"

このスローガンを掲げた、不思議な世界を織りなすLEXUS(レクサス)のCMをご覧になったことがあるでしょうか。

2体の巨大な人形が夜の街中、バレエを踊るかのように優美に動き、見る者を違う世界に誘い込むような映像です。
なぜ、高級車を作るブランドが人形を?しかも、よく見ると人形を動かしているのは数人の人たち。この不思議な世界は一体、何を意味しているのでしょうか。

グローバルブランディング戦略の全貌

LEXUSは、全世界共通のブランドイメージを確立するため「AMAZING IN MOTION」というスローガンを元に、グローバル規模のキャンペーンを行っています。
「お客様の期待を超える驚きと感動を提供し続ける」という思いが込められたこのスローガン。

今回のキャンペーンでは「クルマ」を作るだけでなく、時代の先を見据えた高級車とライフスタイルの結びつきを提案するために、デザイン・映像・建築などの幅広い分野での活動を通じ、LEXUSと関わるユーザーに、より豊かなライフスタイルを提案していくことを目指しています。

その一環として創りあげたのが、このCM。

LEXUSの車体で使用された素材で作られた2体の巨大なパペット(あやつり人形)が優雅に動く、このCM。LEXUSのイメージをグローバルに発信するため、日本をはじめ、米国、欧州で放映されています。

軽やかに動く3m超の人形をどのように作ったのか

WEBサイト上では、CM制作の舞台裏を「Designing Motion」という映像が教えてくれます。

制作監修のリチャード氏が「このプロジェクトは”アート作品”を生み出した」と語るなど、映像内では、単なる「モノ」を作るだけでなく、パペットに「命を宿らせる」過程を説明しています。

LEXUS_RECHARD

巨大なパペットを作るにあたっては、それを操る、操り人形師とのバランスをデザイン段階から重視して、進められます。

LEXUS_02

「見た目も大切だが、それがいかに動くかが重要。動きを与えることで命が宿る。」とリチャード氏が語るように、3mを超えるパペットを優美に操れるようにするには、パペットが、操り人形師達に負担をかけてはなりません。

そのため、このパペットにはカーボンファイバー、デルリン素材といった様々な新素材が駆使され、さらには、3Dプリントによって、外骨格を2.8mmという薄さで制作。3mを超える大きさにも関わらず、総重量6.8kgと、驚異的な軽さで作ることに成功しました。

LEXUS_03

そして、仕上げには手作業で塗装が施され、「LEXUS色」になっていきます。

LEXUS_04

この2体のパペットを作るにあたって、様々な最新技術が駆使されましたが、そこには、いつもクラフトマンによる繊細な手作業があり、両者の技術の掛けあわせによって、少しずつ人形に命が吹き込まれていったのです。

優美なパフォーマンスの裏にあるもの

完成したパペットを動かすパフォーマンスに焦点を合わせた映像が、「Performing Motion」です。

5人の操り人形師がこの巨大なパペットを動かしていきます。しかし、そこには想像を超える努力があったのです。
なぜなら、6.8キロまで軽量化したとはいえ、3mを超えるパペットを優美に動かす、しかも5人が完璧に息を合わせて動かすのは至難の業だからです。

LEXUS_05

「AMAZING IN MOTION」の名に恥じないよう、ぎこちない動きは許されません。

しかし、最初は上手くは動けませんでした。「5人が一体となる」という感覚になるまで、繰り返しの練習が必要でした。

度重なる練習の末、5人はついにパペットを通して自身の感情を表現することが出来るようにまでなったのです。

LEXUS_08

裏舞台を知る時、LEXUSの「挑戦」が見える

CGという映像技術が普及している現代、なぜ、こんなにも苦労して実際のパペットを作り、人間が動かす必要があったのでしょうか?
そこには、LEXUSの「ものづくりへの挑戦」と「動きの表現」へのこだわりがあったからでしょう。

LEXUS_07

「ビデオを見るまでは、誰も成功を確信できませんでした。」と述べた振付師の言葉のようにLEXUSは挑戦をし、成し遂げることができたのです。

パペットづくりでは、LEXUS車に用いられている素材を使用しつつも、新しい技術を活用し、極限まで軽いパペットを制作。その一方で、随所にクラフトマンによる繊細な手作業が入るなど、既存の技と新たな技術の融合によって、これからのものづくりに新しい可能性を示してくれました。

動きの表現では、「AMAZING IN MOTION」というスローガンに込めた「お客様の期待を超える驚きと感動を提供し続ける」という思いを巨大パペットに託し、CGで作り上げる動きではなく、あえて人間による動きにこだわることで、視聴者に驚きを与えました。

まさに、「モノ」を作るだけでなく、人間を感じることで、そこに命が宿ってほしいという、LEXUSの思いが感じられます。

LEXUS_09

クルマのCMでは珍しい「アートな世界」を送り出したLEXUSの舞台裏をWEB上の映像で見せることで、クラフトマンたちの匠な技術、操り人形師たちのたゆまぬ努力、そして彼らの思いと挑戦などの『アートに込められた本当の思い』を知り、LEXUSのこだわりを改めて体感することができるのです。

 

[参考]

[参考]
Amazing in motion - Lexus International
http://www.lexus-int.com/jp/amazinginmotion/

動画「Designing Motion」

動画「Performing Motion」

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