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ケーススタディ 2013年08月21日

映像なら、国境を超えても伝わる。-オリンピック招致にも影響するか!?「IS JAPAN COOL?」の魅力。

キーワード: ブランディング 国内事例 認知拡大

幾度となくニュースを賑わせてきた2020年オリンピック招致活動も、9月7日のオリンピックおよびパラリンピック開催都市決定を前に、いよいよ佳境を迎えます。

多くのスポーツ関係者が応援活動に参加する中、企業も応援活動を繰り広げています。

そのひとつが、ANAです。もともと東日本大震災で激減した旅行客を増やそうと、海外向けに展開していた「IS JAPAN COOL?」キャンペーンが多くの国から関心を集めているようです。多くの外国人に支持される、その魅力とは?

オリンピック招致もラストスパート!タイムリミットは9月7日

東京都が立候補を表明した”2020年のオリンピックおよびパラリンピック開催都市”の選考。決定が下される2013年9月7日までいよいよとなりました。2011年7月の表明から、1年以上にわたり展開されてきた東京都の招致活動。

その活動のオフィシャルパートナーには、アシックスやミズノといったスポーツ用品メーカーにはじまり、JTBやJAL、ANAのような旅行会社や、ヤフーや読売新聞と言ったメディアの名前も含まれています。

syouchi

その中でも今回取り上げ、紹介したいのは、オフィシャルパートナーの1社、ANAです。

映像で伝える日本の"COOL"

ANAは、もともと東日本大震災で大きく落ち窪んだ旅行需要の喚起を目的に、2012年2月から、「IS JAPAN COOL?(イズジャパンクール?)」を公開しています。同サイトでは日本の魅力を海外に伝えるために、日本独特のカルチャーやライフスタイルを紹介しています。

現在、公開されているテーマは「COSPLAY」「CAWAII」など8テーマ。各ページにそれぞれオープニング動画とテーマに沿った魅力溢れるコンテンツが用意されています。

「TRADITIONS」では、日本古来の文化・伝統・美しさが残る京都にフォーカスを当てています。「仏像」「坐禅」「茶道」「舞妓」「時代祭」「京和傘」といった、日本、それも京都でしか堪能することができない伝統・文化を紹介しています。

tradition01

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ユーザーが「カッコいい」と思ったコンテンツには「COOL」ボタンを、 そうでないコンテンツには「NOT SO COOL」ボタンを押して投票することができます。 この仕組みによって、外国の方々から見た日本の魅力があぶり出されるようになっています。

▼"TRADITIONS" Movie

同サイトはオープンから9ヶ月で、PVは900,000万回超、YouTube総再生回数は430,000ビュー、サイトのLikeボタン回数は24,560回、また日本への航空券をプレゼントする「CoolCampaign」では152か国(地域)から50,000人以上の応募が集まりました。

今夏には『DREAMS』という新しいテーマのページも公開。DREAMSではクリエーター集団STUDIO4℃とTOYOTAが手掛けるプロジェクト「PES(Peace Eco Smile)」とANAがコラボし、海外でも注目を集めている日本文化のひとつといえる「マンガ、アニメ、ゲーム」について紹介しています。

IS JAPAN COOL?

映像なら日本の魅力も国境を越えて伝わる

海外へ“日本をアピールする”ことに大成功を収めたANA。そんなANAの協力のもと、完成したのが東京の魅力をテーマにした招致PRフィルム「Tokyo 2020 International Promotion Film : IS JAPAN COOL?」です。

この招致PRフィルムは、スイスのローザンヌで開催されたIOCテクニカル・ブリーフィング・プレゼンテーションに向けて、東京の魅力をアピールするために制作されたもので、「IS JAPAN COOL?」で使用されていたムービーをオリンピック招致用に特別編集したものです。

都市のありのままの姿を映し出し、そこに生きる人々の表情を通して魅力を知ってもらうことを最大限に意識した映像です。そこにはナレーションも、テロップも一切含まれていません。

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映像の内容は、日本の文化・町並み・人々の表情に加え、日本伝統・世界共通のスポーツシーンが数多くあります。言葉という伝達手段を用いず、実写映像だけで表現されており、海外の人が見ても抵抗なく楽しめる内容になっています。

cooljapan

加えてこの映像で注目すべきところは、「日本の魅力を知ってもらう」ため、無駄のない洗練された映像であることです。世界に向けて魅力をアピールするため、言語の壁は一切取り払われ、視覚に直接、訴えかけられる映像の力が最大限に活かされています。スポーツは世界共通の言語にもなり得るもの。映像もそうであることを気付かされます。

また、映像の作りや表現方法にも「日本の魅力」が現れているように感じました。 あるがままの姿を、丁寧に紡いでいくという伝え方には、日本人特有の奥ゆかしさや、日本人らしい美しさが感じられ、そんな「魅力」も一緒にこの映像で伝達されているのではないでしょうか。

まだまだ続く動画を使った招致活動

ANAはこのPRフィルムのあとにも、「2020東京招致ラストスパート!みんなで応援CMをつくろう!」という新しいキャンペーンを展開しています。

みんなから「いいね!」という想いを込めた写真を募り、1本の応援CMを作るというもので、ウェブ上では絵コンテが入った作りかけの動画が公開されています。この動画によって、一般の人が「どのように自分がCMに参加できるのか」ひと目で分かるようになっています。

▼絵コンテ部分に一般の方が入ります。

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こちらはメッセージをいかに相手に伝えるというより、一般からも応援活動への参加を促すことで国内の活動を盛り上げるという主旨に沿って立ち上げられており、いずれにしてもANAの動画コンテンツをうまく用いた手法が、目的ごとに効果を引き出せているように感じられます。

[参考]

東京2020国際招致PRフィルム
http://youtu.be/UPXA4Or0vLI

IS JAPAN COOL?
https://www.ana-cooljapan.com

訪日キャンペーン「IS JAPAN COOL?」第 3 弾を実施
http://www.jnto.go.jp/jpn/news/member_news/pdf/20130219_ana.pdf

東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会
http://tokyo2020.jp/jp/

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