スマホからパソコンから、好きな時に好きな場所で個人授業を。『動画+書籍』の新たな試みが登場。
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株式会社新興出版社啓林館は、無料で受けられる授業動画と連動した中学生向け学習書「ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる」シリーズの販売を開始しました。出版業界初の試みとなる『動画+書籍』のハイブリッド学習書とは一体?
株式会社新興出版社啓林館は3月18日、無料で受けられる授業動画と連動した中学生向け学習書「ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる」(略称:ホントにわかる)シリーズを販売開始しました。
「ホントにわかる」シリーズは今までにない『動画+書籍』のハイブリッド学習書です。その新たな試みの特徴とは?
「ひとつずつ、すこしずつ」
「ホントにわかる」シリーズ最大の特徴は無料で受けられる「授業動画」にあります。学習書の1つの項目ごとに対応した1つの動画が用意されています。長さも約10~20分と短めで「ひとつずつ、少しずつ」わかる仕掛けになっています。
「いつでも、どこでも」
動画はYouTubeに公開されています。「ホントにわかる」シリーズ専用の授業動画サイトから簡単に選んで観ることができます。パソコンだけではなく、スマホやipadから視聴することも可能で、スマホ用のサイトも別に用意されています。
また十数回分の授業動画の入ったCD-ROMが付録されているので、ネット環境のないときでも授業を受けることができます。いつでも、どこでも、手軽に授業を受けることができるのも動画ならではの特徴です。
「アナログな感触」
実際の授業動画を視てみましょう。
手元にある学習書と同じ紙面が映しだされ、先生の音声と共に、文字が書かれていきます。テロップや打ち込んだ文字ではなく、解説をしながら書き込まれていくので、実際に授業を受けているときのアナログな感触があります。手軽でいてアナログな授業は理解を深めるだけでなく、苦手意識があり学習意欲のわかない生徒でも進めることが可能です。
「ホントにわかる」シリーズは現在、全11タイトルのラインナップを揃え、授業動画は全部で621本あります。これら授業動画は書籍を購入していない人でも視聴することができるため、「無料動画」→「書籍購入」という流れを作る広告として宣伝効果も期待できます。
『書籍+動画』のハイブリッド学習書は『サービス+広告』のビジネス面でもハイブリッドな新しい試みとなりました。
eラーニングなどの急増で、最近よく目にするようになった「学習ツール」?「動画」。更なるサービスの拡充と、生み出される豊富なアイディアによって、どのような展開になっていくのか今後が楽しみです。
[参考]
株式会社新興出版社啓林館
http://www.shinko-keirin.co.jp/
「ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる」
http://www.shinko.ee-book.com/hw/special/index.html
ホントにわかる動画授業
http://www.honwaka.me/
日本初のビジネスモデル! 『無料動画+書籍』のコラボ企画登場!!
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000003742.html