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ノウハウ用途別・業界別 2015年03月16日

動画の視聴で平均注文額が50%UP!Eコマースの売上拡大効果を狙う動画活用のヒント

「ECサイトで動画を視聴したユーザーは、未視聴のユーザーと比べて平均注文額が50%以上も高くなる」と指摘するレポートが発表されました。

同レポートでは、動画の「掲載数」「アクティブ率」に気を配ることで、平均注文額をさらに押し上げることができると提案しています。

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ECサイトに動画を設置すると、コンバージョン率が上がる――。movieTIMESの読者の方なら、動画を活用するメリットとして、これまでに1度は耳にしたことがある情報だと思います。

それでは、ECサイトに動画を掲載することで、コンバージョン率だけでなく平均注文額(AOV:Average Order Value)も上がる――ということはご存じでしょうか。そのように伝える調査レポート「video commerce report」が、米国で動画ソリューションを提供するLiveclickerから2015年1月に発表されました。

動画を見せると平均注文額が50%以上もアップ

平均注文額とは、1注文当たりの購入金額のこと。ECサイトを運営する上で、KPIの1つとして、気に掛けている企業も多いことでしょう。

同レポートによると、「商品情報ページに掲載された動画を視聴したユーザーは、そうでないユーザーに比べて平均注文額が50%以上も高かった」と回答する小売業者が、全体の57%に達しています。
さらに残り43%の業者についても、動画の視聴がマイナスに働くことはなかったと回答しました。

また同レポートでは、「ECサイトに動画を設置すると、コンバージョン率が上がる」ことについて、裏付けるデータも示されています。
調査対象の小売業者の88%が、動画を追加することによって成約率が向上したとのこと。しかもそのうちの35%は、成約率が“著しく”向上したと報告しています。

50%以上の商品情報ページに動画を置くことで、より大きな効果が

平均注文額やコンバージョン率を上げるためには、動画を商品情報ページに置いた方がいい。しかもやるなら、徹底するべきだと示唆するデータも出てきています。

graph01画像参照元:レポートを元に弊社にて作成

調査対象となったLiveclicker顧客のうち、商品情報ページの大半で動画を置いた動画掲載率の高い(50~75%)ECサイトでは、平均注文額は300ドル近く。商品情報ページにほとんど動画を置いていない動画掲載率の低い(0~25%)ECサイトと比べ、68%高い数値となりました。

成約率についても、同様の傾向があるようです。Liveclicker顧客のうち、動画掲載率の高い(50~75%)ECサイトの成約率は平均8.5%以上。動画掲載率の低い(0~25%)ECサイトより79%優れたコンバージョン率で、動画掲載率が中程度(0~25%)のECサイトを31%上回りました。

EC_graph02画像参照元:レポートを元に弊社にて作成

動画視聴回数が多いユーザーほど、平均注文額も高い

さらに、視聴した動画の件数が多いユーザーほど、平均注文額が高くなるとも指摘されています。

同レポートによると、10件以上の動画を視聴したユーザーの平均注文額は348ドル52セント。たった1件しか動画を視聴しなかったユーザーの159ドル19セントよりも、119%も多くなりました。

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動画を“アクティブ”な状態に保つ

こうした調査結果を踏まえて同レポートでは、動画マーケティングによって平均注文額、さらには収益を増やすため、2つの提案をしています。

まず1つ目は、動画をアクティブな状態にしておくこと。

Liveclickerは、過去30日以内に再生された動画を、“アクティブ”な動画と定義しています。そしてアクティブな動画の割合が1%上昇するにつれて、毎月の売上が1万3092ドル84セント増加すると指摘しています。

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つまり、コンスタントに視聴される動画が多いほど、売上も増えていくというわけです。
では、動画をアクティブな状態に保つにはどうすればいいのでしょうか。

同レポートでは、動画ギャラリーのページを用意しておくことを勧めています。動画ギャラリーを設置することで、ユーザーを自社サイト内に滞留させておき、複数の動画を見せることができるのです。

「YouTubeにチャンネルを作成すれば、手軽に済ませられる」と考える人がいるかもしれませんが、自前の動画ギャラリーを作成しておいた方が、気になる商品を見つけたとき、ユーザーがスムーズに商品購入へ移行できます。ここは手間・費用を惜しまず、自社サイト内にギャラリーページを設けておくべきでしょう。

▽ギャラリーページ事例

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ベルメゾン動画ショッピング http://dy.bellemaison.jp/ 外部リンク

SNSやブログなどの活用でさらなる売上アップにつなげる

2つ目の提案は、SNSやブログなどのメディアの活用です。

FacebookやTwitter、YouTube、アフィリエイトネットワーク、自社を応援してくれるブログなどのチャネルに動画を流すようにすることで、動画はアクティブな状態に保たれやすくなります。

調査では、これらのチャネルを利用することで、四半期の再生回数が平均2万1160回、売上が平均5万513ドル47セント、それぞれ増加したことが明らかになっています。そして再生回数が増えるごとに、売上も増えていく傾向にあったとのことです。

平均注文額を高めることに、もっと意識を

以上、調査結果とその考察をまとめると、

・商品情報ページには、なるべく多くの動画を掲載する

・自社サイト内に動画ギャラリーを設置する

・SNSやブログなどのチャネルに乗せて動画を配信する

といった施策が、平均注文額を、そして売上を増加させることにつながります。

当たり前のことですが、注文件数に平均注文額を掛け合わせたものが売上になります。
成約率だけでなく、平均注文額も高める効果がある動画マーケティングをうまく利用して、さらなる売上アップを図ってみてはいかがでしょうか?

調査概要

期間:2014年第2四半期
対象:Liveclickerのクライアントのうち、北米・ヨーロッパの大手26社

 

[参考]

video commerce report - A study of video's impact on average order value,conversions & revenue
http://www.videocommerce.com/resources/downloads/2014-video-commerce-report/

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