動画マーケティングの最新情報|movieTIMES ムービータイムス

movieTIMES ムービータイムス 映像制作の株式会社LOCUS

ケーススタディ 2014年07月16日

初めて語られるGoProの動画マーケティング戦略―カメラメーカーでなく“メディア企業”を目指す

良質なコンテンツが生まれる理由“コンテンツ・クオリティコントロール”

2009年に開設されたGoProのYouTubeチャンネルには、1500本以上の動画が公開されています。

「世界一多才なカメラ。海の底から宇宙の果てまで、信じられないような瞬間をGoProで」をスローガンに掲げ、マウンテンバイクやスキーに取り付けられたカメラで撮影された、地表を高速移動する映像、スカイダイビングのヘルメットから撮影された空中映像、ダイバーが撮影した海中映像など、アウトドアを中心とした動画が数多くアップされています。

gopro_video

どれもこれも、これまでに見たことが無いような躍動感に溢れる映像にスリルと興奮を覚えます。

中でも、2012年に公開された製品「GoPro HERO3」のPR動画は、3200万回以上も再生された大ヒット動画となりました。

GoProユーザーにはいつの間にか、普通のカメラのようにただ映像を撮るのではなく「海・山・空を駆け抜けるシーン」「見たことがない視点からの風景」を撮影するスタイルが定着し、『人生にアドベンチャーをもたらすカメラ』として圧倒的な支持を集めるようになりました。

日本でも、食器洗い機にGoProを入れて洗浄中の様子を撮影した動画や、フラフープの内側に取り付けて水着の美女を撮影する動画(下に掲載)などが話題となり、GoProファンが間違いなく全世界に広がっていることを象徴しています。

しかし、ほぼ全ての動画が魅力的な内容であるGoProには、コンテンツ数が多ければ多いほど発生してしまう、クオリティの差(ムラ)がありません。そこには良質なコンテンツのみを生み出すことが出来る工夫がありました。

多くのユーザーに製品を利用してもらうために、使用用途を出来る限り広く伝えたいと考えるのが一般的ですが、GoProは逆に“使い方を限定(アウトドア中心)”したPV制作やブランディングを行ったことで、ユーザーにもその用途での活用が定着しました。その結果、生み出されるほぼ全てのコンテンツが、見た人にスリルと興奮をもたらす良質な動画になったのです。

魅力的な動画コンテンツの発信で、誰もが“メディア企業”になれる

GoProのマーケティング戦略は、そもそも映像を撮影できる“カメラ”が製品であるからこそ描けるものだ。だから自分たちには縁がない――。

そう捉えてしまうのは簡単ですが、例えば学習塾の講義内容、旅行会社の添乗員が撮影した世界各地の名所・名跡の光景、ファミレスのレシピ開発者が語るニンジンが1番おいしくなる簡単調理方法など、先入観を排除して全く違った角度から自社事業を見直してみれば、“魅力的な動画コンテンツ”は意外と見つかるかもしれません

GoProがこれまでにない“メディア企業”として成功すれば、そうした自社だけがつくれる“魅力的な動画コンテンツ”を活かし、GoProに続いて“メディア企業”を目指そうとする企業が台頭してくることでしょう。

 

[参考]

GoPro: One of the Biggest YouTube Success Stories Ever
http://www.reelseo.com/gopro-youtube-success/

GoProdiscovers aglobal audience
http://www.youtube.com/yt/advertise/success-stories.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

動画制作×動画マーケティングにお困りならLOCUSへ

株式会社LOCUSでは大手企業から新進ベンチャー企業まで、800社以上の動画マーケティング支援を行っています。

幅広い用途や、多種多様な表現手法が揃う動画制作実績もご覧いただけます。

Page Top