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ナレッジ市場動向・レポート 2016年10月20日

広告視聴完了率が90%?!「ミッドロール広告」がいま存在感を高めるワケとは

キーワード: ライブ配信 動画広告

現在、インストリーム動画広告の大半は、動画コンテンツの再生前に挿入される「プレロール型動画広告」として配信されています。
しかし、ここに来て新たに注目を集めている動画広告があります。それが「ミッドロール型動画広告」です。

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YouTubeのような動画コンテンツの中に挿入されるインストリーム広告は、その配信タイミングにより、「プレロール広告」「ミッドロール広告」「ポストロール広告」に大別されます。

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この中でも、TrueViewに代表されるプレロール広告は、コンテンツの前に配信されるため、必ず視聴者の目に触れるということから、現在多くの広告主に利用されています。

しかし最近になり、ミッドロール広告への関心が高まりつつあります。その理由はどこにあるのでしょうか?

ミッドロール広告のインプレッション数は2倍以上に増加

動画配信プラットフォームを提供する米Ooyalaが公開したレポート「Video Index」の最新版によると、世界的なプレミアムパブリッシャーや放送局によるコンテンツの中で配信されるプレロール広告の量が徐々に減少。その一方でミッドロール広告が増加していることが明らかとなりました。

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上のグラフを見ると、すべての動画広告におけるミッドロール広告の割合が、2015年2月の19%から、2016年4月の33%まで増加しています。
他方、プレロール広告は依然としてもっとも大きなシェアを見せているものの、同期間のうちに75%から60%に減少していることが分かります。

インプレッション数についても、ミッドロール広告は1年で2倍以上に増えているとのことです。
さらに注目すべきは、ミッドロール広告の平均視聴完了率が90%に達している点です。プレロール広告の78%、ポストロール広告の65%を大きく上回っています。

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同レポートはこれらの理由を2つ挙げています。

まず一つ目が、視聴者は途中までコンテンツを視聴してきているため、広告が挿入されたとしても、コンテンツを最後まで見たいという意識が働くという点です。
これに比べ、プレロール広告はコンテンツが開始する前に配信されるため、広告に接触した時点で離脱してしまう可能性が高まるといえます。

そして二つ目の理由として、ミッドロール広告は、番組の途中に挿入されるテレビCMとほぼ同じスタイルであり、視聴者にとって馴染みがあると同時に、これまでテレビCMに出稿してきた広告主もオンラインにシフトしやすいのではないかと考察しています。 

ライブ配信動画との相性も○?

今年8月には、Facebookが一部のパブリッシャーによるライブ配信動画の中でミッドロール広告をテスト配信しているとの報道がありました(詳細はコチラ)。

また最新の情報では、TwitterとBuzzFeed Newsが組んで配信する、11月8日のアメリカ大統領選挙の状況を逐一伝えるライブ動画の中でも、ミッドロール広告枠が用意されることが明らかになっています。

ライブ動画配信がテレビの生放送番組に近いものと考えれば、その途中に入る広告は多くの人にとって見慣れた形でしょう。ライブ配信動画に対応したメディアが増えている今、その中でミッドロール広告が配信されるようになれば、今後さらにミッドロール広告が増えていくことは想像に難くありません。

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オンライン動画の視聴が一般化し、画面が小さいスマートフォンでも長尺動画を視聴する人も増えていると言われますが、数十分〜1時間程度のコンテンツの場合、途中に動画広告が入るというのは、場合によっては適度な“休憩”として、比較的受け入れられやすいかもしれません。
さらにそのミッドロール広告が、コンテンツの内容と非常に関連性の高いものであれば、強く関心を引ける可能性もあるのではないでしょうか。

企業のマーケターは今後、プラットフォームや視聴デバイスだけでなく、プレロール/ミッドロール/ポストロールといった動画広告の配信タイミングについても十分に考慮した広告戦略が求められていくことになるのかもしれません。

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