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ナレッジ 2016年04月18日

LINEが運用型広告の開始を発表!今こそ知りたい「LINE×動画」の3つのメリットと具体的な活用方法

キーワード: アプリ 動画広告

LINEがついに運用型広告の開始を発表し、注目を集めています。
2011年にメッセージアプリとして始まったLINEですが、今やニュースやマンガ、ゲームの提供、ライブ動画配信などさまざまなサービスを展開しており、LINE上の動画を使ったプロモーションも増えています。
そこで今回はLINEが提供している広告商品の中で動画を配信できるサービスをまとめつつ、動画を活用する3つのメリットを考えます。

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LINE株式会社は今年3月24日に開催した「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」にて、6月から運用型広告を開始すると発表しました。これまで、LINEでの広告出稿は大規模なキャンペーン予算をかけられる大手企業に限られていましたが、運用型広告の開始により、中小企業や店舗経営者でも小額から広告出稿できるようになります。

現在LINEが企業に向けて提供している広告商品の中で動画を配信する方法は、大きく分けて2つあります。1つは公式アカウントを開設し、メッセージやタイムラインで動画を配信する方法。そして2つ目はLINE内で使えるスタンプやコインをインセンティブとして動画視聴を促す、LINE独自の動画広告メニューの活用です。まずはこれらのサービスについて詳しく解説していきます。

公式アカウントを開設しファンとのコミュニケーションに動画を使う

公式アカウント(有料)を開設すると、公式アカウントを友だちに登録したユーザーに向けて、一斉配信でメッセージを送る「メッセージ機能」と、ユーザーのタイムラインに記事を投稿できる「タイムライン機能」が利用できます。

20160418_line1画像参照元:http://linecorp.com/ads/

メッセージ機能、タイムライン機能ともに動画の配信が可能ですが、メッセージ機能にはタテ型動画などのあらゆる動画サイズに対応する「リッチビデオメッセージ」という機能も備わっています。

▼リッチビデオメッセージでは自動再生の動画を配信できる

20160418_line2画像参照元:http://linecorp.com/ads/

また、新しいコミュニケーション手段として注目を集めているのが、昨年末に公開されたライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE(ラインライブ)」です。LINE LIVEは、LINE公式アカウント・LIVEアプリ・ウェブを通じて、リアルタイムで動画をストリーミング配信できるサービスで、提供開始から1カ月で月間ユニーク視聴数が1100万人を突破しています(参考)。

20160418_line3画像参照元:http://linecorp.com/ads/

その他にも、「LINE ビジネスコネクト」の開発パートナーであるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は、メッセージ上でユーザー1人1人の情報に合わせて最適化した動画を配信できるパーソナライズド動画サービスの提供を開始しています。

▼DACが提供するパーソナライズド動画の配信イメージ

20160418_line4画像参照元:http://www.dac.co.jp/press/2016/20160309_done_livepasscatch

動画広告を出稿し、認知拡大の機会をつくる

上記のユーザーコミュニケーションとは別に、LINEは独自の動画広告枠(LINE VIDEO AD)も提供しています。
広告メニューとしては、動画を最後まで閲覧したユーザーに対してプロモーションスタンプを配信する「LINEマストビュースタンプ」と、LINEの各種サービスで利用できる仮想通貨「コイン」を動画視聴後に付与する「スタンダード(視聴目標回数設定型)」「Brand Spot(期間保証型)」があります。

いずれもLINEで使えるアイテムの取得をインセンティブに、スタンプショップ一覧や「フリーコイン」でユーザー自らが見たい動画広告を能動的に選択して視聴する点が特徴的です(※2016年4月25日にLINEフリーコインは終了し、「LINEポイント」に名称が変更されます)。

▼LINEマストビュースタンプ

20160418_line5画像参照元:http://linecorp.com/ads/

▼フリーコインビデオ

20160418_line6画像参照元:http://linecorp.com/ads/

なお、LINEは6月の運用型広告の開始に先駆け、昨年12月からトライアルとしてタイムライン上にも広告の配信を行っています(参考)。運用型広告の配信はタイムラインから開始し、その後はLINEアプリ内の「LINE NEWS」や「その他」タブ、「LINE GAME」と配信枠の拡大を予定しており、動画広告の配信面が今後増えていくことが予想されます。

▼「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」で発表された新たな広告配信枠

20160418_line7画像参照元:https://live.line.me/r/channels/21/broadcast/2783

LINEで動画を配信する3つのメリット

以上ご紹介した公式アカウントでの動画配信も、インセンティブ型の動画広告サービスも、他のSNSのインフィード型動画広告とは異なるアプローチができる点が特徴であり、強みとも言えます。それでは次に、サービスの特徴などをもとにLINEで動画を配信するメリットについて考えてみます。

1. リーチ規模の大きさと幅広いユーザー層

1つ目のメリットは国内ユーザー数が多く、幅広い年齢層にリーチできる点です。
LINEの公式発表によると、2016年1月時点で国内利用者数は6800万人を超え、日本の人口の53.6%をカバーしていることが明らかとなっています。アクティブ率(1日1回以上の利用したユーザーの割合)も70.8%と高く、大規模なリーチと高頻度の接触を期待できます。

20160418_line8画像参照元:http://linecorp.com/ads/

また、株式会社ジャストシステムが行った調査によれば、LINEを「現在利用している」と回答した割合は15~19歳女性では86.0%にも上り、10、20代における利用率の高さがうかがえます。さらに若年層に限らず、50~54歳男性でも56.0%、65歳以上の男女においても20%以上の利用者がおり、幅広い年齢層に利用されていることが分かっています。

2.  動画が視聴されやすい仕組み

メリットの2つ目はLINEならではの動画視聴環境です。
メッセージ上に動画を配信したり、LINE LIVEでライブ動画を配信すると、公式アカウントを友だちに追加しているユーザーに一斉にプッシュ通知されます。ユーザー設定で通知をOFFにすることもできますが、基本的にはユーザー間のトークと同じように通知が来るため、動画を見逃しにくい環境になっています。

20160418_line9画像参照元:http://linecorp.com/ads/

また、マストビュースタンプやフリーコインビデオといった動画広告は視聴完了がスタンプやコインをゲットする条件となるため、最後まで動画を再生してもらいやすいと言えます。スタンプやコインのゲットが目的だと動画を実際に見ているのかが懸念されますが、ユーザーは自分から視聴する動画を選択しており、さらに動画は全画面表示で再生されるため、訴求力は決して低くないと推測されます。

3.  関心度の高いユーザーと接触できる

3つ目のメリットは関心度の高いユーザーとの接触を期待できる点です。
ユーザーが公式アカウントを友だちに追加する理由として、ブランドの情報を知るために友だちに追加する場合と、スタンプやコインの入手を目的に友だちに追加する場合の2パターンが考えられます。前者は自ら情報を求めている関心度が非常に高いユーザーであり、後者も日常的にその企業のスタンプを利用していたり、フリーコインの獲得のために動画広告をすでに視聴していたりと、企業に対して好意的であると考えてよいでしょう。

また、今後展開される運用型動画広告の配信でも、ユーザーが過去に利用したLINE関連サービス、友だち追加した公式アカウント、購入スタンプなどの利用履歴に基づいたターゲティングが可能なため、関心度の高いユーザーとの接触が期待できます。

LINEに適した動画コンテンツとは?

最後に過去の2つの事例から、LINE上で有効な動画コンテンツを考えます。

1つ目は公式アカウントで動画コンテンツを連載したカルビー株式会社のキャンペーン「カルビーひとくち劇場」です。本キャンペーンではスタンプを気に入り公式アカウントに友だち登録したユーザーに向けて、スタンプと同じキャラクターが登場する短編動画、全20話を公式アカウントで配信しました。

▼カルビー株式会社:動画やスタンプが話題となり、LINEマンガでの連載や書籍化にまでキャンペーンが広まった

20160418_line10b配信された動画はこちら画像参照元:http://www.calbee-nextpro.jp/

2つ目はLINE LIVEを活用したバーバリーの事例です。バーバリーは2月にLINE LIVEを導入し、秋冬ファッションショーをロンドンから生中継で配信しました。その視聴者数は配信終了時点で9万人を超え、公式アカウントを登録しているユーザーの約32%がライブ配信を視聴したとのことです。

20160418_line11画像参照元:http://tkzoe.com/line/officialaccount-sticker/burberry-line-4/

2つの事例に共通しているのは商品やサービスをダイレクトに訴求するのではなく、エンターテインメント性のあるコンテンツでユーザーに特別な体験を提供している点です。「面白い企画があれば見たい」「好きなブランドの最新情報を知りたい」といったLINEユーザーのニーズに応え、コンテンツとして楽しめるものが好まれると言えます。また、「スタンプが欲しい」という理由で公式アカウントに登録したユーザーに向けて、スタンプのキャラクターを起用した動画を配信したカルビーの事例は、LINEならではの動画施策です。

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ユーザー同士のコミュニケーションツールから、企業のためのマーケティングプラットフォームへと進化を続けるLINE。動画マーケティング領域においても、今後その存在は大きくなっていきそうです。6月の運用型広告の開始に向けて、具体的な出稿方法や機能、費用感など詳細の公開が待たれます。

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