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用途別・業界別 2016年02月01日

セミナー動画をライブ配信する「ウェビナー」。BtoB企業の約7割がその効果を認めるワケとは?

キーワード: BtoB ライブ配信

動画のライブ配信に注目が集まる中、今後活用が増えていくと予想されるのが、リアルタイムにセミナー動画を配信する「ウェビナー」です。

海外ではBtoB企業のコンテンツマーケティング施策としてその効果が広く認められている「ウェビナー」のメリットや活用事例をご紹介します。

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「ウェビナー(Webinar)」とは「ウェブ(Web)」と「セミナー(Seminar)」を掛け合わせた造語で、セミナー動画をリアルタイムで配信することを指します。

セミナー動画そのものは、高い専門性が求められるBtoBのコンサルティング系企業や金融系企業、講習やセミナーを通して集客を行っている士業などにとって、手軽で高い効果が期待できる施策の1つとして以前から活用されてきましたが、動画のライブ配信に注目が集まる昨今、ウェビナーも今後普及していくと予想されます。

海外では「ウェビナー」は「動画」とは別の1つのジャンルとして確立されるほどその価値を認められており、特にBtoB企業のコンテンツマーケティング施策として効果的だと言われています。米国で行われた調査では、コンテンツマーケティングに取り組んでいるBtoB企業のうち、66%もの回答者がウェビナーを効果的な施策だと答えています。

▼対面式のリアルイベント(in-person Event)に次いでウェビナーが効果的な施策として上位に

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画像参照元:http://www.webvideomarketing.org/pdf/B2B-Content-Video-Marketing-2016%20Benchmarks-Budgets-Trends.pdf

リアルセミナーとの比較から見るウェビナーのメリット

オンラインのウェビナーのメリットとしては以下のポイントが挙げられます。

  • リアルセミナーでかかる会場、運営スタッフの費用、準備の時間を削減できる
  • 定員を気にせずに呼び込むことができる
  • コメント機能で顧客とリアルタイムの双方向コミュニケーションが図れる
  • 動画をアーカイヴすることで、配信後も動画資産の1つとして幅広く活用できる

ウェビナーはライブ配信ができる環境とコンテンツさえあれば、会場規模などの物理的条件を気にすることなく集客でき、リアルセミナーに必要な会場や運営スタッフ費、準備にかかる時間なども削減できるというメリットがあります。

参加者にとっても会場まで足を運ぶ必要がない一方で、きちんと相手の顔が見えるという信頼感があるため、リアルセミナーよりも集客しやすいでしょう。

そして、ライブだからこその双方向コミュニケーションもポイントです。国内でもコンテンツマーケティングとして動画の配信やオウンドメディアの運営が多くの企業で行われていますが、こうした施策は企業発信の一方通行のアプローチとなるため、視聴者・閲覧者の反応が把握しづらいという課題もあります。その点、ウェビナーでは参加申込の際に個人情報を取得したり、動画配信時にリアルタイムで質問を受け付けたりと、視聴者の属性や反応を見ながらセミナー内容をチューニングしたり、コメント機能でコミュニケーションをとれることも大きなメリットに挙げられます。

幅広い活用が可能なウェビナー

米Click Meeting社の調査では、ウェビナー実施の目的として「既存客や潜在顧客の教育」「リード獲得」が上位に挙げられています。

▼ウェビナーを行う理由として、既存客や潜在顧客の教育(85%)、リード獲得(77%)が上位に

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画像参照元:http://www.infographicas.com/wp-content/uploads/2012/03/clickmeeting_infographic.jpg

このようにウェビナーは新規獲得から既存顧客教育まで幅広い目的で活用できる施策です。ここからは国内外で展開されているウェビナー事例の数々をご紹介しましょう。

リード獲得を目的に、ネット広告の受け皿としてウェビナーへ誘導

インターネットマーケティングの総合コンサルティングを行う株式会社メディックスは、某金融系(投資不動産)企業のマーケティング施策として、リスティング広告をはじめとするネット広告のリンク先を通常のサービス案内ページと『ウェビナー申込みページ』に設定してA/Bテストを行いました。

その結果、ウェビナー申し込みをコンバージョンポイントとして設定した方が、CVRが3.7倍になったそうです。また、コンバージョン時に取得する個人情報の項目は同じだったにも関わらず、新規リストの獲得効率は2.7倍を記録しています。

広告からウェビナーを申し込んだ不動産投資完全初心者から約3000万円の物件成約にもつながっており、ウェブページよりもウェビナーの方が商品価値がより伝わり、成約という最終的なゴールを達成したと考えられます。

無料ウェビナーでその後の有料コンテンツやサービスへの興味を喚起

世界各国で講演を行っているソーシャルメディアマーケティングの専門家、マリ・スミス氏は、リアルタイムセミナーへの参加や講演依頼、彼女が提供する資料や会員登録への申し込みといった収益へとつなげるために戦略的に無料ウェビナーを開催しています。彼女のように、コンサルタントや専門家として活躍する個人事業主にとって、無料ウェビナーはその人自身の価値をアピールする有効な手段であり、興味喚起やリード獲得に積極的に活用したい施策です。

▼Mari Smith氏のサイトのトップには無料ウェビナーの開催を告知する動画が置かれている

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画像参照元: http://www.marismith.com/

ウェビナー自体を有料コンテンツとしてビジネスを展開

マリ・スミス氏ら、ソーシャルメディアの専門家たちが登壇する大規模なオンラインサミット「SOCIAL MEDIA SUCCESS SUMMIT」では、ウェビナーそのものを商品コンテンツとして展開。有料チケットを購入した顧客向けにソーシャルメディアのビジネス活用に関するウェビナーを提供するというシステムで、世界各国の著名人のセミナーを自宅からでも聴講できるというその希少価値によって、参加者からは高い評価を得ているようです。

製品に関する情報を発信し顧客をフォローアップ

株式会社大塚商会は、2010年からウェビナーを多数実施しています。自社が提供するITソリューションの紹介を中心に、「食品卸業、日用雑貨卸業向け・『食の安心・安全』『使いやすさ』に対応した最新ソリューションのご紹介」など、様々な業種に合わせた無料オンラインセミナーを月に15本以上配信しています。また、参加者からの質問・疑問に答える「大塚ITライブラリー」というセミナーも行い、顧客のフォローアップや新たなサービスに対する知識の提供、ニーズの喚起を行っています。

▼プログラム内容の一部

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画像参照元:http://www.otsuka-shokai.co.jp/events/online/pdf/online-seminar-guide-2016-02.pdf

手軽で効果の高いウェビナーはBtoB企業必須の施策へ

ウェビナーの実施方法としては、Google+ハングアウトオンエアやYouTubeLiveなどが無料かつ手軽に配信できるツールとして挙げられます。企業が提供しているライブストリーミングサービスを活用するのも良いでしょう。

いずれは、国内での正式ローンチが待たれるFacebook LiveやLINE LIVE、Periscope(ペリスコープ)などのソーシャルメディア上でもウェビナーが展開されていくことでしょう。

「商品やサービスに興味はあるがまだ営業は受けたくない」というデリケートなフェーズにいる人に対しても、有益な情報を提供することで企業やサービスへの関心を高めつつ、取得した顧客データから適切なコミュニケーションを図ることができるウェビナー。手軽でありながら、企業や個人事業主の価値訴求や理解促進に大きな効果を期待できるこの新しい施策に今年取り組んでみてはいかがでしょうか。

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